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もう、認めてもいいか。折れた筆をもう一度。

今回は、久しぶりの「心の垢を落とす」シリーズ
いや、そんな名前でシリーズを展開してはいなかったのですが、怒りに対しての内省から始まり、noteの毎日投稿を続けていくなかで、多くの自分自身の内なる叫びに気づかせてもらうことができました。

▽「心の垢を落とす」シリーズのまとめ的な立ち位置となったnote

ですが、今回、また一つ自分の心のなかで、厳重に鍵がかかっていた扉を開けることができたような気がします。今回はそのことについてまとめていきます。

わたしは、作家になりたい!

今まで、決して言えなかった言葉です。
小学校の時、環境問題の作文で文集に選ばれて有頂天になっていたのも束の間、クラスメイトが書いた詩の着眼点や完成度の高さに打ちのめされました。

▽そのときのエピソードにも触れた『ルックバック』の感想note

そして、中学生のとき。「漫画『はじめの一歩』の内容を文章にする」という授業がありました。文章に自信があった自分が、初めて挫折した経験でした。

漫画では、視覚的に多くの情報が既に説明されています。それを、改めてノベライズするという発想自体が当時の自分にはなかったですし、自分が書いたものに納得感もなく、何が正解なのかもまるでわからずにいました。*ちなみに、当時の美術の授業もこれに近い感覚でした。

そのとき、多分わたしは、自分のなかで「物語」というジャンルを固く封じ込めてしまったように思えます。

物語を書く人との出会い

個人事業主として独立した際に、所属していたビジネスサークル。そこに、モロにストーリーを書くプロの方がいました。文豪的なイメージに寄せていて、書くものはインタビューした上での物語。

自分にはできないこととして、頑なにわたしはビジネスライティングの立ち位置を強調し、どんどん遠ざけていきます。

そして、今

2024年に万年筆デビューをしたのは、やはり、文豪への憧れでした。当時、大きな発信力を持って思想や生き方を描く文豪は、知れば知るほど「カッコいい」というわたしにとっての最大の影響力を持つ言葉しかありません。

実際にはもう原稿用紙は使わないとは思いますが、インクがあり、原稿用紙があり、和室的な書斎があり、ライティングビューラーなんかもあったりして、万年筆や木製または革製のトレイに置かれていて…。
わたしが思い描いているのは、完全に文豪たちがいた世界です。

苦手だと思っていたエッセイや随筆は、日常から捉え方の切り口を提唱するという本来の意味では、既に日々やっていることでした。
そう、わたしが苦手意識を抱えているのは物語、ど真ん中の小説です。

ですが、小説を読むペースを意識的に上げてきた結果、ついにわたしの内なる声は、もう無視できないレベルで大きくなっていました。
小説が書きたいんだと。

本が出したい

そして、もう一つの軸としてあるのが、本を出したいということ。
それは、ずっと言っている「一生かけたアウトプット」の一つの形として思い描いているものです(ジャンルや本の形態はまだ固めていませんが)。

とは言え、ふと思ったのです。突然作品ができるわけではない。だからこそ、noteの毎日投稿を続けていることもあります。そして、noteの情報をまとめればKindle本ができる

紙の本にこだわっていましたが、それもステップアップしていけばいいし、そもそも、最初の1冊で完成されたものができるはずがない。これも場数なんだと、noterさんのkindle本や有料記事を拝見して、そう思うようになりました。

最初のkindle本は、noteで投稿しているメンタルヘルスやビジネスジャンルになると思いますが、改めて、小説についても明確に自身が追いかけるものとして、今回宣言したいと思います!

とは言え、まだまだ勉強不足でいい作品に触れたいので、自分でやる私設コンテストを開催しています!ぜひみなさんの物語を見せてください!

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灯火 @ココロ・カタチ・ヅクル「リ・キュレーター」
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