違和感を見逃さない、そして、もっと大切なこと【こころの守り方】
今回は、前回の「こころの守り方」について、正に自分自身で実感する出来事があったので第2弾という形で書いていきたいと思います。
▽前回の「こころの守り方」note
大きく2つのテーマについて、話していきます。
1.違和感を見逃さない
最初は、ネガティブ方向に関してです。
わずかでも「ん?」って思ったこと、「イヤだな」と感じた感覚は大切にすることが重要です。
とは言え、ただ「大切に」って言われても、どう大切にしていいかわかりにくいですよね。
わたしの場合は、以下のようなことを意識しています。
それぞれ、とても大事なことなので少し補足します。
気持ちの浮き沈みや体調などで左右されないように、まず、①で自分が何にネガティブさを感じたのか、可能な限り明確にします。
書き出してみるとかも有効ですね。
そうすると、「あぁちょっと今日は考えすぎかもしれない」とか、「こういう部分はわたしはイヤなんだよね」とちゃんと言語化して捉えることができます。
そして、大切なのが②です。
イヤな気持ちが湧くと、ついつい直してほしくて相手に伝えたくなったり、イヤミの一つも言いたくなりますが、価値観が違うことにいい悪いはないのと、相手の言動を変えるのは至難の業。さらに、そもそも、根っこの価値観が違う人にどうこう言っても平行線になる可能性が高いでしょう。
ということで、あなたは自分が大切にしたいものを合う方との時間を優先したほうがいいと思うので、やんわりと返しておけば、いざこざを自分で起こすようなことはせずに避けることができます。
もう一つやんわり返しておくといいことは、万が一「あの部分はイヤだと思っていたけど、実はこの部分は感性が合う」と言った場合に、関係を続けることが可能です。
ですが、先ほどのところでイライラした返しをして気まずくなってしまうと、実は重なる部分があったり、自分の勘違いがあったりしても、引き返すハードルが上がります。*もちろん、その場合でも誠意を込めて伝えることで関係が修復できる場合もあります。
違和感についてのまとめ
としては、①違和感を持ったことを明確にしつつ、②やんわりと返し、③最悪勘違いかもしれないという余地も少し残しておくということでした。
ただ、これだと、嫌なことにやたら敏感でネガティブなことをひたすらジャッジする方向になりがちです。そのため、「嫌なことを感じたらちゃんと処理する」くらいの温度感で、本当に大切なことは次にあげることになります。
自分が「心地いい」と思う時間を確保する・増やす
当たり前ですが、忙しくて気持ちに余裕がなくなってきたり、嫌なことが続くと、どうしてもそっちに引っ張られがちになります。
そして、こういうときって休息だったり、自分にとってポジティブな時間が少なったりすることも結構多くないでしょうか。
そのためにも、わたしは自分の毎日習慣にタスク的なことはチャレンジすることも入れつつ、自分にとって大切な時間も組み込むようにしています。
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ですので、こころも身体と同様に、デトックスももちろん大事ですが、身体にいいものをちゃんと摂るみたいな考え方ですね。
ちょうど先日、問合せした際の先方さんの回答がちょっとイヤだなと思ったことがあったのですが、今日書いたような流れを思い出し、クサクサした気持ちを切り替えることができました。
みなさんのモヤモヤに、少しでも参考になればうれしいです。