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どこからが友達なんだろう?中学時代のわたしがいました【僕は友達が少ない】

今日は、溢れるパッションを、パッションのままにぶつけるnoteです! 
個人的にメチャメチャ好きな作品『僕は友達が少ない』は、ラノベ原作からコミカライズもされ、アニメ化もされました!

ちなみに、わたしはラノベ原作の作品に対して、大体原作を読まないという舐めたスタイルなので、ちゃんと原作もあたることも少しずつ始めていきたいです!オススメのラノベあったら教えてください!

※狼と香辛料は、逆に原作のみ読みました!他にアニメから入ったのは、Re:ゼロから始める異世界生活やようこそ実力至上主義の教室へ、物語シリーズとかです!
 
ではでは、前置きが長くなりましたが、早速行ってみましょう!!
また、若干ネタバレを含みますので、ご注意ください。


ともだち100人できるかな?

今回の『僕は友達が少ない』(ひらがな部分のみで通称「はがない」と略されます)では、タイトルにある通り、"友達"が大きなキーワードになります。

見た目がクールなメインヒロイン、夜空(表紙黒髪のコ)。友達のあり方に悩み、"エア友達"たる今で言うイマジナリーフレンドを造りあげ会話しています。

どこからが友達なのか。友達ってお互いに友達だと認識したら?あるいはそんなことしなくても友達?では、逆に何をしたら友達で「なくなるのか」。非常に思い悩んでいます。

「そんなやついるかー!」とお思いでしょうか。わたしは、似たようなことを中3のときに真剣に考えていました。友達と親友の差はなんなんだろうと。

はい、完全にそっち側です。
そんなこと考えてるから友達が少ない(いない)んだと言われてしまいそうですが、そこにもお決まりの返しがあります。

薄っぺらい100人のつながり(友達)よりも、数人の親友と深く付き合いたい。連絡先が何百件あっても本当に頼れる人がいなければ意味は無い。1人でいると可哀想という考え方自体に抵抗がある。

正に作中でもこうした話が話題に挙がり、"友達が少ない勢"としては一気に引き込まれました。

"残念"な人たちの集まり

ちなみに、主人公小鷹は、亡き母からもらった地毛の金髪が”プリン髪”として残り、元々のコミュ力不足と鋭い目付きでヤンキーとして噂されいつも孤立しています。

そこに、もう1人のメインヒロイン、完璧超人の星奈。スタイル抜群、金髪碧眼。理事長の娘であり、成績は運動も含め最高クラス。やればなんでも成果を出し、欲しいものは必ず手に入れるという傍若無人ぶりです。

しかし、星奈も星奈で、絶対強者故に他人の気持ちがわかりません。クラスメイトをすべてモブキャラだと思っていて、つまり、友達がいません。

そんな友達がいない同士が、暗号めいた部員募集ポスターで集まって結成させるのが「隣人部」という部活。
友達ができたときのために色々練習するという体で始まった部活に、1人また1人と友達が少ない部員が集まってきます。

主人公の小鷹以外はすべて女性なので、いかにもなラブコメにも見えますが、主軸となるのは実は小鷹と夜空は幼馴染であり、それに気づいて欲しい夜空の思惑でした。

難聴系主人公に物申す!!

大事なシーンで、花火だったり謎の突風にかき消さたり、ラブコメあるあるですよね。主人公小鷹もその1人。

「え、なんだって」というセリフは幾度となく出てきます。

しかし、部員の1人で、とてつもない頭脳で発明品を次々作るが、人付き合いが苦手という天才 志熊(しぐま)理科。理科は、すべてお見通しでした。

傷つくのが嫌で、面倒ごとから避けてきて聞こえないフリをしてきた小鷹に対して、真正面から切り込んでいきます。

それぞれの、「友達」の皮をかぶった思惑

そんな理科ですが、理科も理科で、自分が男であると親から躾られた幸村と近い関係だからこそ、お互いの思惑を指摘し合います。

自分を理解してほしい、どんどん近い存在にという願いは、「恋」であると。
これも自分自身悩んでいたテーマで凄く刺さりました。男女の友情とは何なのかという話ですね(ちなみに、このテーマは本編内でそれほど深堀はされていません)。

素の状態を出したからこそ、結局小鷹の妹(中二病気質)に気に入られる夜空。
これもメッチャわかります!相手を意識していないときのほうが相手に好かれるというあるあるですね!いや、わたしだけ??

2人が幼馴染だったことが認知された後での変化。

それぞれの登場人物が、不器用ななかでもがいていくことが、かなり好みなのかもしれません。

オススメはマンガ版!

冷静に考えると「確かにおかしいな」と思えるマンガ的な展開に対するメタ切込みが本当に素晴らしい作品です!

それぞれの抱える友達への悩みがあまりにも刺さる作品でした。さらに、それは個々の家庭環境の話にも繋がっていきます。

もちろん、ラブコメとして魅力的なキャラクターが多いのも最高で、紹介しきれていませんが、他にも多彩なキャラクターが隣人部に絡んできます。

しかし、そうしたお話の随所に本質への問いがあり、本当に大好きな作品です!
トップバナーのコミカライズ版は、完結していることとストーリー展開も評価が高いので、個人的にはマンガ版がオススメです!

ちなみに、わたしは自分のなかに星奈的な部分と夜空的な部分がありますが、どちらかというと夜空が好きです!

とは言え、結局自分のダメなところも含めて慕ってくれ、凛としている幸村が最初から最後までずっと気になっている形でもありました。

いや、決めてない!結局、ダメダメなんですが、だからこそ、原作の展開はどこか納得のいくものでもありました。

作品が好きすぎて、買い集めていたアンソロジーコミック

はがない好きな方いたら、ぜひコメント欄で教えてください!!

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灯火 @ココロ・カタチ・ヅクル「リ・キュレーター」
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