キャリアの描き方【仕事のモヤモヤを減らすための考え方】
今回の有料記事は、キャリアの描き方について。
最近、noterさんとのお話し会や、子どもたちと話しているとこれ系の話になることが多いと思い、改めてしっかりまとめようと思いました。
あくまで、「わたしの場合はこうやって決めた」という話だということと、適職ややりたいことを見つけるための本も色々出ているので、ぜひ多くの情報に触れながら、自分の場合に落とし込んで考えてもらえたらと思います。
適応障害になるまで、わたしが抱えていたモヤモヤ
アラフォーのタイミングで初めて心療内科に行った際に、適応障害と診断されそのまま休職となりました。そのとき、わたしの頭のなかでグルグル回っていたのはこんなことでした。
いやぁ、こうして書いてみると、なかなかの状態ですね。「心療内科に行ったほうがいい」という会社の判断も納得ですし、感謝しかないです。
ただ、ある意味こうなってしまうのも仕方がないというか、たぶんわたしたちはキャリアの描き方をちゃんと習ってないですし、考えてこなかったんだと今は思います。
適応障害で休職・復職しながら、自分の生き方を見つめ直したときに、徐々にどう考えればいいのかが見えてきました。結果として、わたしはポジションや年収も上がり、上司や経営層と話がしやすくなりました。また、複業では「自分が一緒にやりたい!」と思う案件に次々と関わらせていただくことができて、少しずつですが確実に足元が盤石になっています。
これからわたしが語るのは、学習教材のおまけマンガではありません(笑)。いわゆる自己啓発でもなければ、怪しげな情報商材(教育商材)でもありません。シンプルに考え方と順番を少し変えればいいというお話でした。
では、早速いってみましょう。
1.理想像の解像度を上げる
まず、最初に考えるのは、「自分がどうなりたいか、どうありたいか」ということの解像度を上げていきます。とは言え、いきなりそんな大きな質問を言われても困ってしまいますよね。
ということで、まずはこの大きな質問に対して、答えを見つけていく”取っかかり”となる考え方から紹介します。
🔶Q1:どんな働き方がしたい?
コロナ禍でフルリモートが主流になったのも束の間、最近はまた出社が必須となっている企業も増えてきましたね。とは言え、それもリモートと出社の併用だったり、職種によってもだいぶ差がある話です。
まずは、自分が理想としている働き方を考えてみましょう。
例えば、
・海外にも拠点があって、海外への出張や駐在などで英語を活かして働きたい。
・フルリモートはもちろん、対面コミュニケーションを極力抑えて働きたい
・国内を旅するように色々な場所を移動しながら働きたい(ワーケーション)
などのような話ですね。
もちろん、この軸だけ決める話ではないことと、「じゃあスグにその働き方を探そう!」というコトではないので、まずは、実現可能性などは度外視して理想の働き方を考えてみるとワクワクしてくると思いますよ!
🔶Q2:どんな業務がしたい?
そして、次が具体的な業務です。ここを敢えて職種としなかったのは、職種よりも具体的なものをちゃんと絞っていきたいからです。
例えば、わたしの場合は、「営業」を一通りの形態(法人・個人 / 新規・既存 / 有形・無形)を経験してきました。ですが、最後まで営業としては安定した成績を上げられませんでした。
しかし、面白いことに現在わたしは、インサイドセールス全般を見る立場にいます。
*インサイドセールスとは:問合せをいただいた方に最初の対応を行う職種。商談対応は、フィールドセールスという別なセールス担当が行うことが一般的。
つまり、まったく温度感が上がっていない人に無理やり商品やサービスを勧めるのがイヤだったという話でした。実際、説明や交渉という商談やその後のやり取りはそこまで嫌いではなかったので、自分のなかでもこの気づきは凄く納得感がありました。
ただし、毎月数字に追われるのはやっぱりイヤなので、受注自体がKPIにならないような追い方をする業務を選んでいます。とは言え、もちろん、人件費や経費は発生しているので、会社に何かしら貢献する必要はあります。
この辺は、次の章で詳しく説明できればと思います。
でしたので、ここでは、例えば、「データを扱う業務」がいいなとか、「人に喜ばれることがしたい」というものでもいいのです。
しかい、一方で特に「どういう瞬間がスキ」「どういう系のことはイヤ」というのを明確化しておくと、入社した後に「こんなハズじゃなかった」を防ぎやすくなりますよ。
*わたしはここの言語化に気づくのが遅かったので、転職の度に「こんなハズでは…」をやってしまっていました。
🔶Q3:どんな業界がいい?
そして、最後は業界です。これ、意外じゃないですか。
通常だと業界から入ることが多いかと思います。確かに業界は重要です。ですが、業界が同じでも会社が異なれば、働き方も業務内容も大幅に変わってきます。
また、業界を絞っても、例えば新規事業で別な業界に参入したり、規模感が大きければ、そもそも複数の業界での商品やサービスを展開していることもよくある話です。
ただ、それでも業界を質問の一つに設けているのは、業界自体に活気があるのかということも重要だからです。
例えば、Webライターの話で言うと、わたしが最初に単価を上げるためにやったことの一つが、業界を絞ることでした。なぜならば、業務内容に大きく差がなくても、潤っている業界かどうかで報酬が大きく異なるからです。
もちろん、これは同じ業界内でも会社の立ち位置が異なると起こることではありますが、そもそも、今後将来性が見えない / 仕事自体がなくなってしまうかもしれないと呼ばれているところに突っ込んでいくよりは、将来性が明るいほうが安定した生活は送りやすくなります。
とは言え、当然本当に自分がやりたいこと、業界を盛り上げたいと思うことであれば、それはご自身の心に従ったほうが後悔はないと思います。
ただし、ちょっと待ってください!いきなり転職したり起業したりする前に、次の章もしっかり読むことをオススメします。
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