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妻は世界へ、僕は家で。vol.2

9月頭から約2週間、海外出張へ行ってた妻が帰ってきた。
今回はノルウェーからの台湾。いや、なんやねんそのプラン!移動距離えぐいな!ツッコみたくなるぐらいハードな出張。よくやったよね、無事で何より。

今回は、子どもたちも一緒に空港に見送りにいった。
目一杯、これでもかというぐらい別れを惜しんだ。その時の、いろんなぐちゃぐちゃな感情を、家族みんなで味わった。
保安検査場に向かう妻に向かって、「ママ、がんばって!」と大きな声でエールを送る長男、「あぁーー!」とエールのような寂しいような複雑な気持ちを声にする次男、何度も振り返る妻。保安検査場から妻が見えなくなるまで、見送った。
僕はこの時間が大好きだった。当然寂しいけれど、そこには家族の絆の美しさがあった。

正直、数日大変だろうなと思ってた。けど、子どもたちは子どもたちなりに向き合ってた。「飛行機は遠いところに行く乗り物」子どもたちも知ってる、ママはそれに乗って遠い国に行ったんだってこと。

ママ〜といってもしょうがない。いないママに嘆かないし囚われない、今そこにあるものを目一杯楽しもうとしてた。その子どもたちの姿を見て、凄いなと思った、そしてハッとした。自分と一緒じゃんって。大変だけど、嘆いても仕方がない、大変さをギュッと抱きしめて楽しもうぜ。そんな自分と同じ姿を、子どもたちにも見た。
なんだよ、なんだよ、本当に親のことめっちゃ見てるんだな~って。頑張ってるじゃん、ちっこいのにさ。ノンアル飲みながら、泣いてもうた。

子どもたちの強さ、美しさ。いや、家族の強さ、美しさ。とはこのこと。

で、妻の海外での仕事が終了した後に、台湾に家族で合流してきた。
僕は行きたくて行きたくて仕方なかった、まるでパドックの馬のように、今か今かと言わんばかりに。
子どもたちを2人連れての初のフライト、なんと3.5時間。昼間のフライトだったからお昼寝することもなく、終始キャッキャキャッキャと3.5時間。琉生の隣に座っていたおばさまに何度助けられたことか。ベルトも締めてくれたし、なんとご飯をあげるのもサポートしてくれた。なんて寛大さ、めちゃくちゃ救われました。そして台湾に到着し飛行機から降りる際に「You are great papa!!!」と。そんな素敵な言葉まで、本当にありがとうございます。僕、泣かないもん。

台湾に到着、そこからホテルに移動、妻に合流。
たった数時間の移動だったけど、なんて言うんですか大冒険感、1ヶ月分ぐらいの働きをした感。

妻に会うだけで、僕も子どもたちもとっても安心する。
どんどん活躍してほしい!挑戦してほしい!そう思う反面、健康で生きててくれて、いつもの笑顔を見れるだけで、無事に再開できるだけで超絶幸せなんです、実は。

前回の海外出張とは明らかに違っているように感じた。なんだかとっても楽しそう。海外での役割を見出せてるような、モヤっとした何かが確信に変わったとでも言いましょうか、それでこそ妻。楽しんでるアナタが一番美しいよ。周りのみんなもハッピーになる不思議なチカラを持ってるんです。それでいいんだよ、突き進みな。

台湾ステイはと言うと、息子たちのう⚪︎こから台湾の匂いがしたり、最終日の夜に次男が盛大にリバースしたり、とにかくてんやわんやだったけど、全部が最高だった。僕は家族で訪れる海外が大好きだ。

妻が天才、妻の活躍を特等席で応援し続けたい、その信念を大事にし続けてきた。妻が挑戦するほどに、僕の心の信念が一層強くなっていく。もしかしたら、それは僕だけの想いじゃなくて、子どもたちも含めて家族全員の想いなのかもしれない。もちろん押し付けるわけじゃなくて。
今回の「妻は世界へ、僕は家庭で。vol.2」を通じて、僕がやらなくちゃいけないことがフツフツと湧き上がってきたし、鮮明になってきた。

心の声に正直に。
心のミッションに正直に。
家族を信じて、自分を信じて。

さぁてvol.3は、いつ、どこだろう?

vol.1はこちら

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