【Tennis①】モチベーション
昨日4時半起きでテニスの試合の為、遠出しておりました。そのせいで日曜日に更新するはずがいきなり月曜日に…。睡魔に耐えきれずスミマセン。
第1回目のジュニアテニスについては「モチベーション」について書こうと思います。ウチには長男と次男がおり、長男の成功体験と失敗体験を基に次男で修正をしております。
※長男には申し訳ないのですが、そんなもんです(笑)
括りはテニスにしてますが、お子さんがいらっしゃってスポーツをやらせてる親御さんであれば共通することもありますので、宜しければお読み頂ければと思います。
1.モチベーションに勝る上達は無し?
長男の失敗体験というのは正しくこれで、気持ちが続かなかったことでした。中学特有の甘い誘惑や自立心が無かったことで、中2から心があっちこっちに彷徨うことに。僕は強制的にやらせることは好きではないので本人に順位付けをさせ、一番意欲がないものを一旦は止めさせました。それがテニスでした。
一時期はそこそこ勝ってた→段々勝てなくなる→練習も楽しくない→モチベーションが上がらないという流れに。元々大人しい性格なので、それもあったかもしれないです。
次男の影響もあり、高校で復活。
受験時にたまたま中1のテニス成績が良かったこともあり、推薦(一般)を頂くことが出来たので塾を即辞めて、テニスの練習ばかりしてました。テニスの部活体験に行って、たまたま知っている先輩方が多かったのもプラスに働いたと思います。
体格も恵まれてる方で、今では競技テニスをジュニア時代からしっかりやられていて、県でも活躍されているジュニアにも迫る勢いまで来ました。もう残り僅かですが(笑)
親がどうこう言うより、当たり前ですが本人の意志が一番大事ですよね。なのでもう「勉強しろ。」とか言うのも止めてます。「本人の人生は本人が切り開くんだよ。」と言いましたし、中学の2年間もモチベーション高く持ってしっかりやっていれば、もっと勝てたかもしれません。タラレバですが本人が一番分かってると思います。
2.社交性を重んじることで同じベクトルを持つ子と繋がり、モチベーションUPに
次男は長男とは全く性格が違い、感情豊かです。試合で負けた相手にもすぐ友達になるし、いつの間にかLINE友達がどんどん増えていく。ジェンダーレスな部分もあり、男女構わず話をします。
僕は試合や大きい練習会の時は必ずお菓子のハッピーパックみたいなモノを買い、次男はいつもそれを配ります。エサで釣るみたいなやり方ですが、仲良くなると勝手に違うクラブの子と「今度、一緒に練習しよう!と言われた。」とか、「この日レンタルコート空いてる?空いてたらやりたいんだけど。」と僕に言ってきます。本人の自主性を非常に大事にしている僕は必ずOKします。例えレッスンが入っていても休ませますし、「レッスン休むんだからちゃんとやらなければレッスン代お年玉から返してもらうよ。」と言ってます。
今では他県の子とも打つようになりました。お声掛け出来る人数も気がついたら30人以上になりました。親同士で決めることもありますが、主張が出来るのは社会人になっても大事なので良いことだと思います。
※都道府県名は申し上げられませんが、長男の成績は遥かに超えてます。
3.目標達成の為に親がサポート出来ること
目標設定がどこにあるかが大事で、次男にはよく聞きます。
①プロを目指すのか
②テニスの強豪校に入ってインハイ・インカレを目指すのか
③都道府県レベルに留まり、文武両道を目指すのか
④何となくでいいからお楽しみテニスをするのか
少なからず③④だったら、今のテニスクラブは辞めているでしょう(笑)①は今の状態だと現実的ではない?②はよく言います。※ちなみに次男は小6です。
目標があるのに目標に向かってる素振りがない場合は僕は鬼の形相で怒ります。多分、部下に怒るテンションと一緒ですが、こういう壁は先に当たるか後に当たるかなので早いウチに経験した方がいいと思ってますし、ロジカルに詰めるので逃げ場がありません。その代わり、テニス以外のことは非常に甘いです(笑)
それでも「テニスは続けたい。」と言うので、次男は本当に好きなんだと思います。長男はそれを見て、次男ほどじゃないにしてもテニスに戻ってきました。なので、やはり自主性をどれだけ伸ばして上げられるかですよね。
4.子に向き合えない親はどうしたらいいか
あくまで個人的な考え方なので、「ウチはそうじゃない!」と言う方は飛ばしてください(泣)
ジュニアの親御さんからSNS経由で相談を受けることが増えてきて、僕なりの見解をお話させて頂いてますが、多いのが子どもとの関わり方。「テニス未経験だから。」とか、「指摘したり怒ったりすると泣くし、やる気も無くす。」とか、要は子供に伝えられないとかそういう類の話です。
個人的な見解として…
未経験→親が覚えればいいのです。情報なんて沢山あります。僕も未経験ですが努力し、子供に合うセッティングを常に考えてます。今ではこの部分も相談されるまでになりました。皆さん、僕はシロウトですよー。でもアドバイスしたセッティングで「より勝てるようになった!」とか聞くと嬉しいですよね。ライバルが増える一方ですが、次男の刺激になると思い、どんどんアドバイスしてます。
指摘出来ない→自主性とワガママは違います。ジャッジ等で理不尽なこともあります。でも、世の中ってそんなもんだと僕は伝えてます。そのまま成長させると社会人になった時に大変です。そういう意味では厳しい世界に身を置いているのは良いことだと思ってます。
親の一生懸命さを見てるからこそ、息子たちが「頑張らなきゃ。」と思ってくれていると信じてます。
4.最後に
勿論、それでもモチベーションが下がる時もあります。そういう時は一度離して上げるのも手だと思います。やりたいと思わないと上手くならないです。「あー、テニスやりたいなぁ。」と息子たちから言う時が一番良いです。
それと上には上がいます。
ウチより厳しい親御さんもいれば、子供はかなり強いのに何も言わない親御さんもいます。後者は…、子供が賢い(考え方が大人)パターンが多く、やはりそこは目指したいなと僕も思ってます。
親も子も伸び代しかないですね(笑)
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