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【臨床】実習生の見学で起きた事

こんにちわ!

やってまいりました今週の臨床!
なんだかんだここ最近は毎週投稿ができています!

特に【今週の臨床】シリーズはなんだかんだ定期的に更新できてて、なおかつ自分自身の臨床を少し見直すきっかけになっています。


では本題に入っていきます!


いまちょうど最後の総合臨床実習を行っている学生がきてて時々私の治療の見学に入る時があります。

以前はケースバイザーをやっていましたが今は新人教育をメインにさせてもらってます。ちなみに絶対に実習中に寝ないように課題は無理のない範囲でしか出していませんでした。笑

話は戻りますが…


今週見学に入った患者さんで、症状の程度はそこまで強くありませんが膝の痛みの方でした。

痛みの原因組織とそこにかかる力学的ストレスは把握できていましたが、その力学的ストレスを除去するための体幹・股関節・膝関節の静的・動的アライメントの修正がなかなかうまくいかず悩んでいた患者さんです。

なおかつパーキンソン病もある方でその影響によるマルアライメントもある方、どこまでアライメント修正による力学的なストレスを減らせるかが正直なんともいえないような感じです…

いつもは治療を行うことによってアライメントは多少変化するものの次には元に戻っているというような感じですが、痛みは少しずつ減ってきており経過としては悪くなく進んでいます。


しかし、私自身が引っ掛かっていたのは先ほども話にあがった
マルアライメントについてです。これをどうやってできる限り修正していくか…というところが悩みでした。


そして今回実習生がその方の治療の見学に入り、経過・症状・治療などの説明しつつ評価・治療を行っていきました。

いつも通り痛みを確認して一つ一つ治療反応を確認しながら行っていき、その治療結果の解釈を実習生と患者さんに説明しつつやっていっていると


気づいたら今まで気にならなかった関節部位や組織に着目する必要があると気づき、そこに介入をしていったら以前よりもかなり動的なアライメントが修正されて患者さんの反応がよかったということがありました。


正直、自分が一番びっくりしました。
でも当たり前ですがそんな驚く姿は実習生にも患者さんにもみせませんが。笑


今まで雑に評価・治療を行っていたわけでは決してありませんが、ここで言いたいことは一つ一つ自分の言葉でうまくまとめながら進めていければ正解に少しずつ近づいていくというように思いました。


自分自身が言語化できない、自分自身の言葉で説明できない
    = ちゃんと理解できていない
といってもおかしくはないと思います。


今回は実習生がいたのでわかりやすい説明を心掛けながら進めた結果、自分自身も気づけなかったところに気づけました。そう考えると普段の臨床でも自分の心の中で自分に説明しつつ、自問自答を繰り返しながらやっていければより多くの患者さんの状態・病態を理解できるんじゃないかなと思いました。


実習生ありがとう。
実習生が成長する中で自分も成長できました。

来週からも頑張ります。


ではでは~。

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