記事『フーガもシーマも終売は当然!? 圧倒的販売効率の悪さに日産は気づいたのか』について(フェイスブック投稿より)
フーガ、シーマにとどまらず、さらに〝王者〟トヨタでもいよいよクラウンの命運尽きようか…という話だが、個々のメーカーの事情というより、国産車、とりわけ日本市場(レクサス、インフィニティといった主に海外市場向けのモデル以外)ではセダン(クーペも)全体として採算が見込めない現実があるのだろう。高級な伝統的モデルの消滅は象徴的ではあるが、感傷的になる前に、またボディタイプの流行り廃り云々よりも…それだけの我が国の経済規模縮小、消費者(一般市民)のライフスタイルにゆとりがなくなったことについて、国の現状に関する〝自分事〟として誰もが認識する必要があるのではないか。
また、今後EVシフトとともに、「自家用車の所有」という価値観そのものについても劇的な変化があり得る(EVは本格モデルについて一部の富裕層が所有する以外は、安価なシティコミューターをサブスクで使うことが中心になる?=当然ながらセダン、クーペは前者でしか成り立たないし、このままの日本市場における前者の対象は如何許りか?)ということも申し添えたい。