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九州旅行記 ~Road to ひなたフェス~

宮崎でライブをやる。
5回目のひな誕祭で聞いたときは遠いしお金かかるからパスでいいかな、、、と思っていた。
しかし、おひさまの知り合いから誘われたのと普段はできない3人で連番ができるということで行くことにした。

一人の時間が好きで他人と寝泊まりが苦手な性格なので、家族旅行や修学旅行、部活の合宿など以外で旅行をしたことがなかった。
なので旅行の行程、宿、飛行機、レンタカーを決めてお金のやり取りをすることも初体験であった。
また、ペーパードライバーだったが、旅行のためにある程度運転できるようになったし、ETCカードも作った。
改めて自分にとっていかに日向坂が原動力となっているかを思い知らされた。
推し活の魔力恐るべし。

ひなたフェスは初日のみの参戦で2泊3日の旅。羽田~福岡は飛行機、宿は熊本、移動はレンタカー。学生の経済力で節約した結果こういった旅になった。
初日はお昼に豚骨らーめんを食べ、夜はみずほPayPayドームでソフトバンク対西武を観戦。クソアウェイの中、西武が勝ったのはめちゃくちゃ嬉しかった。そのままレンタカーで熊本に移動。こんな時間にこんな長距離を運転するのは初めてだった。

翌日、朝の7:30に『好きということは…』を目覚ましに起床。ホテルで朝食を食べ、各自顔にフェイスシールを貼り、ビジュを整え、出発。エスカレーターで顔をじろじろ見られたのは少々恥ずかしかった。なにはともあれ、レンタカーの移動開始。

宮崎空港付近で高速を降りた瞬間にひなたフェスの旗を発見。わざわざひなたフェスのために用意していること、宮崎がおひさまを歓迎していることにとても感動した。

場内駐車場から会場に向けての道中、いつもは1種類のフラッグが2種類、加えてパネルもちらほらあった。推しを見つけては記念撮影。そして、何度も映像で見たひなたサンマリンスタジアムを背景にパシャリ。
一通りの撮影を終えると、ひなあいのガチャに向かった。丹生ちゃん推しとして、なんとしても「タルタルチキン!!!」ストラップは手に入れたい。4回+知り合いの交換という少ないチャンスで手に入れることができるか、かなり不安だった。
ガチャを回した3回目、まさかの自引き。さらに知り合いが吉くんのストラップを当てたので、交換することに成功。宮崎最高!!!

事前に予約をしたファンクラブブースの時間になったのでそちらに移動。運動場エリアの思った以上の展示の多さに非常に驚いた。冗談抜きにお祭りくらい盛り上がっていた。事前にスクショしたQRコードで抽選をした。電波が悪くてチェックインを忘れたことはいまだに後悔している。

前日に撮影可能の告知があったのもあり、パレードをいいポジションを取れるように移動し、場所取りした。1時間炎天下で待機はしんどかったが、いろんなところで冷たい飲み物を売ってくれていたので熱中症にはならなかった。
道が規制され、時間が近づき、いよいよという空気になる。遠くから歓声と宮崎学園高等学校吹奏楽部の演奏が聴こえてくる。待っている間に何度もシミュレーションしたものの、やはりうちわを持ってメンバーを見て動画を撮るのを同時に行うは難しく、結局丹生ちゃんを肉眼で追い始めた瞬間メンバーがフレームアウトするという下手くそな動画が録れた。
でも、間近でメンバーを見られたこと、下手くそでもスマホに丹生ちゃんを収めることができたこと、日向坂とおひさまと宮崎の皆さんの幸せな空間にいれたことは最高の思い出になった。

避暑という目的もありつつ、おひさまエリアへ移動し、生写真のトレードをしにいった。開封の時点で知り合いが浴衣の丹生ちゃんをコンプしていたのもあり、そこまで本腰をいれてはなかったものの、おひさまとの交流はいい時間になった。

まだメインイベントが残っているのだから恐ろしい。どれだけ盛りだくさんなのか、、、と感じながらライブへ移動。途中入口が狭く、間に合わないのではないか?となったが、そこはライブ慣れしているおひさま。大きな混乱もなく無事入場。

アリーナBの上手の端の方だったが、前も後ろも肉眼でメンバーを見ることができる位置でとても見やすかった。
夏を感じられる浴衣、和太鼓のスペシャルバージョン『日向坂』から開幕。ケヤフェスぶりの放水。ライブ初参戦の方にもわかりやすい歴史を振り返るVTRと定番曲をそろえたセトリ。宮崎の祭りとのコラボパフォーマンスもあり、ひなたフェスとして最高の構成だった。
個人的には、久しぶりに生で見る丹生ちゃんセンターの『One choice』、「アロハして」のうちわに遠くから反応してくれたはるはる、化け物コール曲『見たことない魔物』が特に印象に残った。

終演後、規制退場はもちろん、車で場内駐車場から出るのもスムーズで感心した。これだけの規模のイベントを初めてやってこれだけトラブル無く負えられたのは大成功だっただろう。
宮崎で夕飯を食べるところを探していると、キャプテンとコラボしていた餃子の黒兵衛さんを発見。これも何かの縁だということで入店、熱々の餃子を堪能した。ライブの余韻に浸りながら、車で移動し、ホテルに到着。


翌日起きて鏡を見ると、顔がフェイスシールの部分をくっきり残しながら日焼けしていることに気が付き、思わず笑ってしまった。ホテルでご飯を食べ、福岡空港に移動。ゆっくりお土産を買う時間も作りつつ、何事もなく無事帰宅した。


タイトなスケジュールだったのをテンションとアドレナリンで乗り切っていたのが、プツンと切れてしまったのか、旅行後1週間ほど熱を出して寝込んだ。オチとしては笑えるが、笑えないくらいしんどかった、、、。

さて、ひなたフェスの旅は最高だった。多くのおひさまにとってもそうだったと思う。
でも、いいライブだったという以上に、宮崎県の町おこしに貢献し、前例のない規模のイベントを成功させ、メンバーが主体的に盛り上げ、色んな人が協力して、日向坂のハッピーオーラを宮崎県にも届けられたこのイベント全体は、本当に本当に大きな意味を持つと思う。

これからも日向坂が多くの人に幸せを届けられるグループであってほしい。


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