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⛰️🍜


少し前に購入したセイコーマートの某商品を食べる。
セイコーマートは北海道のローカルチェーンだが、関東の一部でもあちこちに点在するので遠出した際に寄る事が多い。

この商品の噂は何度か聞いた事があり、セコマブランドの中でもコアな人気があるようだ。


商品名を検索すると散々なサジェストばかりが表示される。
そういえば『食べる催涙ガス』や『食べる拷問』という異名を聞いた事もあった。

「まずい」は人それぞれの好みによるものだと思うのであまり参考にはしないが、「アレンジ」というサジェストは気になる。
それはもう飽きてるじゃん、味に。
エースコックとかの安カップラーメンとかでやるやつじゃん、それは。
なんとなく想像上の味の方向性が舌の上で再現されてくる。


公式サイトによると原材料は以下の通り

油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(食塩、山わさびパウダー、チキン調味料、砂糖、魚介風味調味料、魚介エキス、魚介パウダー、たん白加水分解物、ガーリックパウダー、胡椒、酵母エキス、ジンジャーパウダー、植物油脂、全卵粉)、かやく(キャベツ、味付鶏肉そぼろ、なると、ごま、ねぎ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・卵・乳成分・えび・いか・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)

公式通販では12個セット1ダースでの販売が行われているのを見た。
「アレンジ」を検索されたのはその個数故だろう。
12個も同じカップ麺を食べ続けるのは、日清のカップヌードルでも人によっては厳しいかもしれない。




カップにお湯を注ぐと、山わさびの成分が瞬時に揮発する。
催涙ガスと呼ばれた事も納得するし、目を開けたまま顔を近づければしっかりと涙が出る。


啜る際にも最大限の注意を払わなければならない。
咽せるとか、そういったレベルではないほどの刺激が襲ってくる。

…が、その刺激のピークは最初の数分だけ。
麺を持ち上げたり混ぜたりする動作を繰り返すたび、麺やスープが空気に触れるたびに、次の一口で感じる刺激は減っていく。

味に慣れた訳ではない。
山わさびの成分が急速に揮発していくためだ。
そうなれば目を近づけてもほとんど刺激を感じない。
それ故に、後半は少しだけわさび風味を感じる『エースコックの塩ラーメン』といった味になったし、製造社をよく見てみると本当にエースコック製だった。

どうりで後半は仕事の昼休憩の味になった訳だ。
このラーメンは昼休憩に食べるのには全く適さないと思うが。

総合すると、自分としてはまた食べたくなるタイプの刺激と程良いチープさを感じた商品だった。

しかし12個も一気に買うのは…全くオススメできない。
やはりその場合は「アレンジ」に頼らざるを得ないのだろうか。

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