
パイプ椅子に隠れるヤモリ
久々にビオトープを眺めようと思い、パイプ椅子を倉庫から持ち出した所、座ろうとした直前に子ヤモリが椅子に張り付いていた事に気付く。
危うく座ってしまう所だった。


このヤモリは椅子を折り畳んだ際にちょうど布が重なる部分に挟まるように隠れていた。
サイズは非常に小さく、今年生まれたばかりの赤子である事が分かる。

ビオトープの方では、水草達の葉色が秋の深まりを物語っていた。
特にキクモの変化が著しく、ヒメミズワラビも葉のほとんどが胞子葉となっていた。

造成当初は水底まで見通せるほどに開放されていた水面も、今では水草の繁茂により右下部分しか覗く事ができなくなった。
そして唯一覗けるその部分もコウホネ沈水葉やコウホネ果実がかろうじて見える程度で、正直言うと非常に観察がし難い。
ただし、それは多様性に満ち溢れるビオトープが作れた証明でもあるので、嬉しさの方が遥かに上回る。