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ワイ将のミヤイリガイ知識



ミヤイリガイ標本

野口英世記念感染症ミュージアム所蔵


国内で撲滅された日本住血吸虫の中間宿主・ミヤイリガイの標本。

本種はSNSにてコンクリート護岸水路の是非に関する話題が上がる度、Wikipediaの『地方病』の記事を読んだ経験があるネット民達から偏った知識で槍玉に挙げられる傾向がある。

自分はその様子を「ワイ将のミヤイリガイ知識を聞いてクレメンス」と揶揄した過去があるが、どうやらその語感が一部のフォロワーにハマったようで、『ミヤイリガイ クレメンス』と検索するだけで水路の話題が出た事が分かるようになっていた。

現在は忙しさによってSNSを見る頻度が激減してしまったが、これだけは確実な「話題の履歴」となってくれている。

そして投稿を見返して改めて気づいたが、自分が投稿した「ワイ将のミヤイリガイ知識を聞いてクレメンス」よりも、フォロワーが「を」を抜いて投稿した「ワイ将のミヤイリガイ知識聞いてクレメンス」の方が関西人(J民)のせっかちさ、ネット民の早口さ、自分語りのしたさ、話の通じなさ、馴れ馴れしさなどを凝縮した秀逸なものとなっているように思う。
自分のようなエセ関西弁使いには決して到達できない領域だ。

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