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オオヒラタトックリゴミムシの産卵
前回
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幻の昆虫、オオヒラタトックリゴミムシに偶然遭遇してからというものの、家に帰れなさそうだとしても無理矢理帰宅する毎日が続く。
標本にする前に試しに産卵セットを組んだ所、そこそこ多めに産んでしてしまったからだ。
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孵化をするかは分からないし、(飼育文献は確保しているとはいえ)そもそも何を食べてくれるのかも不明だ。
以前にアオヘリアオゴミムシやオオトックリゴミムシを羽化まで育てた経験をここに適用できれば良いが、同属と比べてこうもずば抜けて大きな体を持つ種では捕食の傾向が異なっていてもおかしくない。
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本当に思わぬ場所、思わぬタイミングで幻の一角に出会ってしまった。
— トモロウ (@Day_after___) June 21, 2024
コガムシマガイゴミムシと名付けられかねないほどにコガムシの厚みとサイズ感を持つ絶滅危惧種。 pic.twitter.com/3bh5w5bhpu
本種の捕獲報告投稿はそれなりに多くの人に見られたようで、いつのまにかフォロワー数が急増していた。
しかし即興で例えた「コガムシマガイゴミムシ」という名前を標準和名と勘違いしてしまった人もいるかもしれない。
軽い検索避けとしてALTテキストでのみ和名と学名を表記したのも良くなかった。
個人的には本種がコガムシと見紛うサイズであるという「あるある」が通じつつ『ハンミョウマガイゴミムシ』(塩湖のホウネンエビ類を捕食する海外のゴミムシ)の和名が通じる身内のみに向けた発信をしたつもりだったが、フォロワーが4桁もいる以上はそういう事も言っていられない。
単なる注意不足だ。
専門外の者を不必要に惑わせる「誤同定大喜利」を自分はあまり好まないが、その中でも特にスベっているタイプのそれに酷似しているような投稿をしてしまった事を、心から恥じなければならない。
そしてこれは八つ当たりのイチャモンに過ぎないが、何なら『ハンミョウマガイゴミムシ』という名前自体も絶妙すぎて、「言い得て妙」と「ちょっとスベってる」の中間を漂っていると個人的には思う。
Got to see these in 2011. Amazing critters! pic.twitter.com/We8n7HfgYF
— Caterino Arthropod Biodiversity Lab (@CaterinoLab) December 20, 2020