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リュウキュウツヤハナムグリの蛹


2023年撮影
ゼリーを食べるリュウキュウツヤハナムグリと
セアカオサムシ

自宅では、都内で頻繁に目撃されるようになった国内外来種リュウキュウツヤハナムグリを飼育している。
今回はその繭玉が少し破損していたのを発見したので、ここぞとばかりに中身を観察した。


リュウキュウツヤハナムグリの蛹

羽化が近いのか、各部位の内部に金属光沢が透けていた。

リュウキュウツヤハナムグリは羽化後繭玉の中に潜んだまま越冬をしている個体が採集される事が多いが、自宅では前年度の発生と発育が遅れたためにほとんどが幼虫のまま越冬をしていた。

決して温暖な気候とは言えない当地の倉庫にて無加温で越冬ができてしまう生命力にはいつも驚かされる。

しかし繭玉と幼虫は仕分けたものの、蛹化に至っていない幼虫が4割ほどと多いので少し心配になってくる。


果たしてこれからのサマーシーズンに羽化が間に合うのだろうか。



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