キセルガイ

前回

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オカモノアラガイ、オカチョウジガイを飼育していた頃の記事を書いた後、キセルガイの飼育をしていた事も思い出した。

裏庭の杉倒木裏で得られたキセルガイ

5.6匹程度から始めたキセルガイ飼育だが、1年半後にはその数が30を越えていた。
他のカタツムリ類と同じように雌雄同体である本種は、飼育環境や栄養状態にもよるが基本的にはねずみ算式に殖えていく。

ホタテの殻に群がるキセルガイや
オカチョウジガイ

カルシウム源としてホタテの殻を入れておいたところ、多くの個体が常にその周辺へと集まっていた。
投入当初は市販されているホタテガイと同じ茶色の殻だったが、それも半年と経たずに表面が全て舐め取られ純白に変わる。
最終的には端から虫食い状に削られるようになり、軽く触れただけで崩れてしまうほどに脆くなった。