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くちびる、つんと、とがらせて。


©︎けらえいこ・シンエイ動画
ADK・テレビ朝日

・あたしンちの「バス停で母を待つ水島さんと戸山さん」の画像、良すぎる。
大滝詠一の「君は天然色」のアルバムジャケットにした方が良い。


・君は天然色、夏よりもクソ寒い時期に聴く方が、"効く"。

・あまりにも爽やかなCMソングとして聴きすぎているから、それを感じさせないけど、歌詞の由来や背景には非常に悲しい物語があったりする。

歌詞は『A LONG VACATION』収録の他の曲同様松本隆へ依頼したが、松本は仲の良かった妹を病気で亡くし、スランプに陥っていたため制作が遅れていた。松本は大滝に他の作詞家を探してくれるよう頼んだが、大滝は松本に、君の詞じゃないとだめだから半年でも1年でも待つと言い、松本の詞を待つことにし、結局アルバムの発売は半年遅れた。その時松本は、妹を失ったどん底の精神状況で見た街の色から「想い出はモノクローム」というフレーズを思いついた。それに続く「色を点けてくれ」という詞も「人が死ぬと風景は色を失う。だから何色でもいい。染めてほしいとの願いだった」という

Wikipedia-君は天然色



・久米田康治原作、TVアニメ「かくしごと」ではEDテーマとして使われた。

当曲のリリース当時のレコードジャケットを思わせるかの如く、眩むような真夏の眩しさとコントラストで全編が描かれた構成となっている。


自分は多くても年に1、2本くらいしかアニメを観ない方だが、子供の頃に初めて観た深夜アニメが久米田康治作品の「さよなら絶望先生」だった。
原作もさる事ながら、シャフト製作だけあって不思議な空気感の作品だった。


暗い部屋で観る深夜アニメの鮮やかさは、得も言われぬ爽やかさと眩しさの感覚がある。
「かくしごと」は久米田作品である事以外、何の前情報も仕入れずに暗い部屋で視聴したが、EDテーマとその映像はこれ以上無いと言っても良いくらいのマリアージュに思えた。
眩しすぎた。
またこの曲を好きになった。


正直、深夜アニメは「夜の部屋で眺める、一つの青春の眩しさ」を感じたいために観ていたような気もする。


今は公私共にそこそこ忙しくて、いつか観たいアニメに時間を割けていないけど、その分、後年に楽しみをとっておいてる感覚があるので、それもまた一興だと思ってる。
なんなら、その感覚を味わっている期間の方が本編視聴より楽しいまである。





















ここの戸山さん。
「ようやく毒が効いてきたみたいね〜」の顔をしている。

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