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落水昆虫
ビオトープの上空では様々な昆虫が飛び交うため、落水してしまうものも多い。
今回は秋の風物詩、ムネアカセンチコガネを発見した。
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主にアーバスキュラー菌根菌を食べる
基本的に落水した昆虫は足掛かりとなる陸地に辿り着いて再び飛び立つが、羽虫系統は水中のヤゴやゲンゴロウ類に襲われてしまう事も多く、捕食後の翅だけが残されているという場面もよく見られる。
落水後の小刻みな波紋がそれらの捕食者を誘うらしい。
今回はアオバハゴロモがコシマゲンゴロウ幼虫に捕食されているシーンに遭遇した。
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稲刈りシーズン以降、大規模な水場(棲家)を失った水生昆虫達は一斉にビオトープへと飛来した。
その中でも常連となるコシマゲンゴロウは、秋が深まっているにも関わらず9月下旬から産卵を行なっていたようで、今では何匹もの終齢幼虫が新設ビオトープにて確認できるようになった。
昨年に羽化した個体が未だに繁殖を行なっているのか、夏に羽化した新成虫が繁殖を開始したのかは不明だが、どちらにしても驚異的な繁殖能力である事は確かだ。