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うまトマ


某日。
松屋の期間限定メニュー、うまトマハンバーグ定食を食べた。熱狂的なファンが多いと聞く。
ちなみに、販売期間が短いので注意。

松屋
うまトマハンバーグ定食・ご飯並盛

美味しかった。
めちゃくちゃ美味しかったが、めちゃくちゃ味が濃い。
ここが好みの分かれ所だと思う。
味が濃過ぎて三戦サンチンの時の愚地独歩おろちどっぽみたいな声が出る。

グラップラー刃牙・愚地独歩

トマトのカリウムですら中和しきれないほどの塩分を感じる。1日の推奨摂取量を余裕で超えていそうな感じ。サラダにドレッシングをかけなくてもいいと思えるほどに。
白飯と合わせる事が前提となるメニューではあるが、並盛だと足りなく感じる人が多いだろう。食いしん坊には大盛を推奨する。値段も変わらないし。

トマトや温泉卵、サラダ等、味の濃さを中和するための食材は多いが、あまりにも濃く作られているので完全に夏向けのメニュー、塩分補給メニューなのだという事が分かる。



12時を過ぎて空腹のままに食したうまトマは格別だった。その日初めて口にした食べ物だった。
本来は遅めの朝食にする予定だったが、最寄りの店舗では売り切れていた。
後から気づいた事だが、松屋アプリをダウンロードしてモバイルオーダー画面を見れば、その店舗で売り切れているか否かを先に知る事ができるので無駄足にはならないだろう。

物価高故、大幅値上げしたらしい

こっちは完全にうまトマの口、うまトマの腹になっているので数十分かけて別の店舗へ向かう。
そうしてようやく辿り着いたうまトマが冒頭のそれだ。
吉野家とすき家の方が多く見かけるのは都内も同じだが、絶妙な田舎は絶妙に松屋が少ない。


冷食の牛めしを食べた事は何度もあるが、松屋店舗内で何かを食べるのは初めてだった。
筑波大やつくば市での用事が多かった頃はよく店の前を通っていたが、チェーン店故に優先順位が低かったし、味を覚えておくべき非チェーン店ばかりに向かってしまったために訪れる事がなかった。
今回訪れた事で、遥か昔から「完全食券制なのでコミュ障向け」と言われていた理由もようやく肌で感じる事ができた。
24時間営業なので、そちらでの仕事があればうまトマ終売後も再び通う事になるだろう。


帰りに追加でテイクアウト注文させていただいた。

ここまで何度も繰り返し食べれば、味を覚える事ができそうだ。

なんなら再現レシピ等を参考に自炊してみる所まで行ってみたい。
うまトマとの別れで泣かずに済むように。
こういうチェーン店メニューは熱狂的なファンが趣味や生きがいとして再現レシピが作る事が多い。

同じような理由で日高屋の冬季限定メニュー、チゲ味噌ラーメンの味にも自炊で辿り着きたいと思っている。

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