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胸赤、青松
某サービスエリアにて外来種のムネアカハラビロカマキリがガラスに張り付いている様子を確認する。
ムネアカハラビロカマキリを野外で発見する事自体が初めてだったので非常に驚いた。
自宅や実家では未だに在来のハラビロカマキリしか見た事がないのは幸いか。
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在来のハラビロカマキリよりも大型で胸部が赤い典型的な姿は、一目見ただけでも本種だと確信できるほどのものだった。
まさか初遭遇がサービスエリアのような物流の核となる場所で起きてしまうとは…。
元々移動性が強いとされる本種だが、車などに張り付いてさらに拡散してしまう事は想像に難くない。
同所では多数のアオマツムシや鱗翅目も飛来していたので、さながらビッフェのような状態なのだろう。
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ムネアカハラビロカマキリが侵入した地域ではニッチが被る在来のハラビロカマキリが数を減らしてしまうとされている。
アオマツムシも同様に外来種だが、在来種に影響を与えているデータなどは存在するのだろうか。
後者は明確な侵入時期や原産国すらはっきりとしていない上、すでに日本全国へと拡散をしてしまったため、分析は非常に難しそうに思える。