見出し画像

急増するスナハラゴミムシ


帰宅時、とあるポイントで絶滅危惧種のスナハラゴミムシを探し、30分で5匹を観察する事ができた。

何年も通っているこの場所で見られるスナハラの個体数は元々多いものではなかったが、ここ1、2年は明らかに増加傾向にある。

スナハラゴミムシ成虫とケラ幼虫

ここは良好な湿地帯とは絶妙に距離があって隔絶されており、かつては1年間の合計で5匹も見られる事などありえない話だった。

本種は飛翔による移動を頻繁に行う事が知られているため、このポイントにおける定着初期と言ってもいいかもしれない。

これから9月、10月と季節が進むと、より多くの新成虫が混じり、さらに個体数が増えたように感じるだろう。



関連マガジン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?