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オオヒラタトックリゴミムシの呼吸


2024/08/20

帰宅途中、遠方のセリアにて旧式の飼育ケースを購入。
たしか昨年かその前辺りに生産された物だと思う。

個人的には取っ手があり通気性も良い旧式の使い勝手の方が好みなので、見つけ次第買っている。
しかしそもそもの在庫が捌けつつある上に夏も終わりに近づいているのですでにこれが店頭に置かれている店は少ない。


飼育しているオオヒラタトックリゴミムシのメンテナンスも行なった。
水換えは何度か紹介しているように、腐葉土を床材とした容器を水没させ、蓋で水切りをする方式。

浮上するオオヒラタトックリゴミムシ
腹部を水上に掲げるオオヒラタトックリゴミムシ

ゴミムシ類が水没した際はどの種類も水面を泳いだり、気門のある腹部を水上に掲げたりする傾向があるように思えるが、やはりオオヒラタトックリの体勢はゲンゴロウを模倣しているかのように水没慣れしている印象だ。

同様の水換え法で湿地性のスナハラゴミムシを水没させても少し諦め気味な浮き方をするのに対して、オオヒラタトックリの方は「全身を水に浸からせて泳ぐ」「脚が付くなら水中で歩行する」「ゲンゴロウのような体勢で呼吸をする」など、バリエーション豊かな反応を見せた。

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