
オオミズスマシの羽化
前回
帰宅するとオオミズスマシが羽化を終えていた。
やはり他のオサムシ亜目と同様に、蛹の眼が黒くなると羽化の間近であるという事か。
折り畳まれた後翅が、鞘翅越しに透けて見える。


その体をじっくりと眺めると、本種がいかにして泳ぎに特化していったのか、その一端に触れる事ができる。
水の抵抗が減る構造が至る所に施されており、その造形美を何時間でも眺めていられる気さえしてきた。
流水棲、渓流棲のミズスマシは未だ出会った事がないが、それらの種はさらに特化した構造をしているのだろうか。
是非とも、一度は拝んでみたい。
そういえば昨年に標本即売会イベントでフォロワーから海外の特異なフォルムのミズスマシを購入したが、未だ紹介はおろか撮影すらできていない事を思い出した。
時間ができた時にでも整理して撮影をしておかなければ…。