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ミクリなのかそうでないのか


しばらく前に地元市内で採取したミクリを2株ほど育てているが、謎の苗がミクリの側から複数生えてきた。

ミクリ栽培容器
2024/07/12撮影
植木鉢内で
ガマのような苗が複数株発生した。
2024/08/02撮影
ミクリの果実
実栗ミクリの由来となった
棘を持つ果実


謎の苗の株元

ガマ科であるミクリは種子のみならず地下茎でも増殖し、1つの苗から大規模な群落を形成する事さえある。

そして新たに生えてきた苗の特徴は「葉が厚く、断面が二等辺三角形」であったり「根元の形状がミクリとほとんど同一」であったりなど、十中八九はミクリの増殖株である事が予想できる。

しかし子供の頃から憧れた地元市産の本種がようやく手に入った末、こうも簡単に増殖してしまう事をどこか認められない心境なのだと思う。

嬉しさも混じってはいるが、「何かの間違いでガマやショウブが混入したのでは?」と自分を疑い続けてしまっている。(とはいえそれらは特徴が全く異なるのだが)
これはぬか喜び防止の心理も大きいかもしれない。

ミクリの株元




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