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湿地帯のムカデとマムシ
在住市の舗装された農道を歩いていると、視界の端に大きな影を捉えた。
そちらに目を向けると大型のトビズムカデが水田で水を飲んでいる光景を目撃する。
水田地帯でムカデに出会うイメージが無かったので驚いたが、ここまでの大きさになっているという事は数年近くこの場所で生きていたのだろうか。
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少し先にはこの場所でよく見るマムシの姿が。
やはり見るたびに気が引き締まる。
この日だけで5匹は目撃したほどに生息密度が高い。
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湿地帯での観察の鉄則は第一に「死なない事」、第二に「怪我をしない事」だ。
訪れる回数が増えるにつれて忘れかけてしまうが、魅力的な湿地帯ほど危険度が増すので定期的に思い出すようにしている。
ちなみに、マムシは弱ったり亡くなったりしたムカデを捕食するという観察例がいくつも報告されている。
何を以てその食欲を刺激されるのだろうか。
有毒種が有毒種を捕食するその生態に妖しい魅力を感じてしまう。