タスクシュートゆる活日記(29)センスを磨き続ける
先日、「戦略的デザイン」という題で、あるKindle書籍の表紙について、デザインを作り上げていく過程をうかがうトークイベントに参加しましたのでその感想を書いてみます。
テンプレートに頼りすぎない
お話されたデザイナーさんでしたが、Canvaやパワーポイントなどのツールではテンプレートはほぼ使われないそうです。
オリジナリティをとても重視され、他の人の作品に似たような内容にならないことを非常に気をつけて、おられる感じでした。
常々、何かにつけテンプレートを便利に利用する身ですが、「確かに人の気持ちを惹きつけるものには、専ら突出した強い個性が感じられる」ものだなと思いました。
必要なときは環境にお金と時間をかける
また素材や道具については、くれぐれも時間をお金をケチらず、よりよいものを使っておられるようです。フリーなものでクオリティや機能に限界がある場合はしっかり投資する。
本当に必要なものに投資すると、元はすぐ取り返しますよね。
そして「なぜもっと早く出会い、手にいれなかったのだろう」とため息つくことが多いです。今はサブスクなどで、短期間お試しすることが可能なことも多いです。思い切ってチャレンジしてみることも大事ですね。
様々なアイデアを検討する
完成版の表紙デザイン以外に沢山のボツとなったデザイン案があったことを知り、とてもビックリしました。
完成版に至るまで、色々なアイデアをもとに構図・色・フォントの異なる膨大なザイン案をつくられてしました。そして著者とともにとことん検討して、完成させたことがよくわかりました。
まず、帯のデザインをし、その内容が確定した時点で、全体のコンセプトがきまったそうです。表紙もその他の公告ポスターもそれに沿ってつくられていました。表紙は、著者が伝えたかったことや本の内容を魅力的に「チラ見せ」するデザインになってます。
また、発売までの間にSNSで公開されたポスターも紹介してもらったのですが、著者の中にある金言をベースに作成され、ひと目で印象に残る言葉と写真で構成されてました。
このような宣伝も筆者が知られてない場合は特に有効なのだ思いました。
センスを磨き続ける
今回の作品の表紙デザインが、著者を著作内容をアピールして、読者に「手に取ってみたい」「読んでみたい」と思うよう戦略的にデザインされていたのがよくわかりました。
本の表紙ってこの用にデザインするのですね。この過程がわかって、
とても勉強になりました。
そして、最後に戦略的なデザインを実現するために必要なこととして
「センスを磨き続ける」とおっしゃっていたのが、とても印象に残りました。
常に新しい情報へアンテナを張り、積極的に新しい体験にチャレンジする。日常の些細なことも「センスを磨き続ける」ことを意識して取り組むと、違うのではないかと思いました。
タスクシュートとの暮らしも一緒かも
タスクシュートを使っての日々の生活も、デザインと一緒かもですね。
唯一の正解お手本にぴったり合わせて行うわけではなく、自分らしい豊かな時間を作るためにちょっぴりでも工夫してみる。
日々の生活の中でタスクシュートを使いながら「センスを磨き続ける」ことを実践していきたいと思います。