タスクシュートゆる活日記(40)創造と破壊のバランス
最近、「睡眠不足」「運動不足」「栄養不足」が三拍子そろってるせいか、なかなか心身が良い状態に整っていません。
なんとか改善しないとと、頭ではわかっているつもりですが、行動がおいつかない。
薬膳料理に学ぶ
そんな中、小さな新しいチャレンジとして、薬膳料理のミニセミナーで紹介してもらったレシピから、私でも簡単に作れる「甘酒と豆乳を割ったドリンク」をつくってみました。
体に優しい甘さで、でもちょっとアレンジが効いたお味になり、とっても気に入りました。リピ決定ですね。
薬膳料理に興味を持ち、ちょっと調べてみると、薬膳もその一部である中医学は、古代中国の「陰陽五行思想」という思想がベースになっていることを知りました。
陰陽五行思想とは
陰陽五行思想とは、「陰陽説」と「五行説」を組み合わせたものだそうです。
「陰陽説」は、自然界の全てのものを「陰」と「陽」の相反する二つの要素でとらえる考え方。相互に対立・依存しながら絶えず変化している関係。
「五行説」は、自然界のさまざまな変化や関係を「木」「火」「土」「キン」「水」の五つの要素に分類していく考え方。
五つの要素は「互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、循環する」という考えが根底に存在していました。
相生(創造)と相克(破壊)
互いに順応していくことを「相生(創造)」、逆に相手を攻撃しあうことを「相克(破壊)」というそうです。
薬膳では、食材を5つの「食性」や5つの「味」にも分類され、各々のからだへの働きに応じて、選んでお料理に使うようです。
私は「冷え性」なのに、関係性を知らないまま、冷えの状態を促進する(=熱を冷ます)食べ物ばかり摂っていたように思いました。
タスクの相生(創造)と相克(破壊)
タスク間の関係にも「陰」と「陽」、「相生(創造)」と「相克(破壊)」があるのかもしれないなと、ふと思いました。
お互いを促進する「タスク」は並べて、攻撃となる「タスク」は避けてみるとか、逆に作業を断ち切りたい、気分を変更したい場合は、あえて「打ち消す」タスクを持ってくるもありかも。
これはルーチンの順番にも活かせるかもしれませんね。
世界は「創造」と「破壊」により、バランスを取り合い、成り立っているので、決して一方がよく、一方が悪いというものはないのかも。
「何か」は必ず「何か」に影響をあたえて、「よい」「悪い」の判断は一時的で一面の判断なのかもですよね。
そう思うと、物事に「ある面での正解」はあっても「普遍的な正解」はないのかもしれません。
「正解」を得ることに固執したり、狭い中で「不正解」と決めつけて拒絶したり、「失敗」と嘆くことは、それこそもったいないのかも。
また明らかな「正解」と思われることも、「本当?」って疑ってみることが必要かもしれません。新たな「気づき」が生まれそうです。
今日もこのあたりで。