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タスクシュートゆる活日記(41)タスク名の変更がもたらす威力

 3日ぶりに戻ってまいりました。
 先日、ようやく「ほぼ日更新」日記に昇格できそうと思っていたら、
多忙で体調を崩して、寝込んでおりました。
 自分で自分を追い詰めるストレスは大敵ですね。
 また今日から「ほぼ日」更新目指して、一歩づつ進めていきたいと思います。


ハリール・ジブラーンの詩

 先日、毎月定例で参加しているZoom朗読会で「ハリール・ジブラーン」というレバノン出身の詩人の詩を朗読しました。
 この詩人のことは、英会話の先生から教えていただきました。
日本ではあまり知られていないですが、世界中で愛読されているそうです。
 ある方へ贈り物の意味を込めて朗読しました。一部をここに紹介します。

  私は青空から落ちた星。
  みどりのじゅうたんの上に落ちた星。
  わたしは大気の力の生んだ娘、
  冬には連れ去られ
  春には生まれ
  夏には育てられる。
  そして秋はわたしを休ませてくれる。

ハリール・ジブラーンの詩 神谷美恵子 「花のうた」より

 この詩では、花が人間のように自分のことを語っていますが、とても「愛らしく」かつ「壮大な」詩だと感じて、贈り物として選びました。
これから春になるのでピッタリだと。
 朗読はとても拙かったのですが、詩を贈った方を含めて幾人かの方が、詩の内容に関心を寄せてくださったので、嬉しかったです。
 言葉には魂が宿るといいますが、今回朗読した「ㇵリール・ジブラーンの詩」という本の中には他にも心揺さぶられる詩がいくつもありました。

言葉には霊が宿る

もう1つ心に残った詩を一部ご紹介します。

あなたの苦しみの多くは自ら選んだもの。
あなたの内なる医師が
病める自己を癒やそうとして飲ませる苦い薬。
だから医師を信頼して
黙ってしずかに薬を飲みなさい。
医師の手がたとえ重く容赦なくとも
それは目に見えぬもののやさしい手に導かれている。

ㇵリール・ジブラーンの詩 神谷美恵子 「苦しみについて」より

 最近、とても苦しいと感じるときがあったので、この言葉はとても力になり、癒しになりました。「苦しみ」が殻を破るために必要であるもの、喜びや驚きと同じようにみえるようになると表現されていて、抵抗するのでなく、ありのままを受け入れるための、後押しになった気がします。

タスク名の変更がもたらす影響

 タスクにも名前がついていますが、この名前をちょっとだけ変えることで、実行時の心の持ちようがかなり変わります場合があります。
 「タスク名の変更」というと、認定トレーナーのむつみさんの言葉が忘れられません。むつみさんによると、仕事での「割り込み」タスクについて、「人に貢献する時間」と名付けて実行しているとのことです。

 いつも発生すると、とてもいやで、できる避けたかった「割り込み」の時間が、名前を変えることで、一瞬で「価値ある時間」に変容しました。
 振り返りるときも、「割り込み」と「人に貢献する時間」とでは、満足感・充実感が大きく違いますよね。まさに言葉の魔法です。

 他にも「やる気がでるタスク名」「優しい気持ちになるタスク名」など
 「タスク名を見直ししてみる」と、タスク実行時の「やる気」や「心持ち」に変化が生じるかもしれませんね。

今日もこのあたりで。

ㇵリール・ジブラーンの詩 神谷美恵子

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ユタカジン

タスクシュートとは


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