見出し画像

勝ち負けだけで生きること、学校に行くだけで偉いわけじゃないということ。

勝ち負けだけで生きること、
学校に行くだけで
偉いわけじゃないということ。

私はどうしても、
学校に行くだけで偉いとか、
会社に行っただけで偉いという
慰め文句に疑問を持つ。

いや、なんなら自分に向けられたそれには、
少し苛立つ。

もちろん、学校に来るだけでも、
会社に行くだけでも大変で、
息をするのにも必死な人がいるのは
わかっている。

私にだって息のしかたがわからないほど、
どうやって生きてきたのだっけ、
と思うことはある。

それは別として、

私は、やりたいことが沢山あるのに、
やらなきゃいけないことが沢山あるのに、
そのどれもが両手からこぼれ落ちていくのが、
苦しいのだ。
なにひとつ掴めない自分が許せないのだ。

生きてさえいればいい。
素敵な言葉だけれど、
やっぱりそうは思えない。

重要なのはどう生きたか、
どう生きるのかではないのか。

走り続けることは苦しい、
自分の才能の無さに打ちひしがれて、
ライバルは私の横を走り抜けていく、
それでも、負けたくない。
それだからこそ、負けたくないんだ。


「できる、できないで烙印を押される社会」
「一番になれるのは世界で一人しかいない」
「自分にしか、を求めるべきでない、」

国語の授業の教科書に載っている論説文、
こういう文句の数々に、私はいささか苛立ちを覚えた。


それはそうと、

ナンバーワンとかオンリーワンを目指すのは苦しいし、そうしない人がいるのもいいでしょう。  

これを読むあなたが、
自分に優しくありたいと思うのならば、
自分なりに、
頑張ったのならそれを認めてあげるべきだし、
他人と比べることなんてするべきじゃない。

自分を愛せる人は、
他人も正しく愛すことができるから、

自分に優しくすることは何も間違ってないし、
むしろ賞賛されるべきことだ。


だからここからは私の思想の話で、
私は、勝ち負けだけで生きている、という話。

わたしは、私の生き様で誰かを殺してやるって思いながら生きている。

私の書いた文章で、
私が描いたもので、
つくったもので。

わたしはちゃんとしてないから、ちゃんと評価されることがなんなのかなんて分からないし、
みんなが思ってるよりわたしはめちゃくちゃな人間なのだ。

「わたしは、わたしの勝負にしか目が向いてない。
勝てなきゃカスなので死ねばいいと思ってる。

勝ち負けにしか、わたしの価値はないの。
そういう生き方しかしてこなかったから、

勝ちたい、誰よりも好きなものが上手でありたい。いちばんになりたい。」

これがわたしを救い、支え、苦しくさせる、
針みたいな思想。

だからわたしは今日も、
文章を書く、
デッサンをする、
ミシンと向きあう。
これら全てが私の武器なのだ。

そして私には、これしかないのだ。

いいなと思ったら応援しよう!