第98回箱根駅伝のVizを作ってみる
お正月の恒例、箱根駅伝
次回も楽しみだなと思いつつ、
「箱根駅伝の結果ってなんとなくカッコよくTableauで表現できないかね」
という気持ちを基に作成してみた件です。
作成したVizはこちら▽
◇つくったVizについて
フィルターで区間を選択すると、
それぞれの大学の区間順位と記録、走行選手がわかるもの
(※ただし、関東学連選抜はこのVizではオープン参加扱いではなく、実施上の区間順位として表現しています。)
そして、棒グラフは上から総合順位順になります。
◇時間表現について
ツイートでも言及している通り、このViz作成で一番概念理解に時間がかかったのは、
「タイム(記録)をデータベース上でどう表現して計算処理させるか」でした。
今回、理解にあたって下記記事を参考にしました。
(データソースの編集は今回正直言っちゃうとExcel関数で変換していますが、Tableauでも分割うまく使えば出来ると思います。)
それによって、データベースとなるExcelは下のような感じ↓
それぞれ、大学/選手別に記録が記載されていますが、
「記録(h)」「記録(m)」「記録(s)」とあえて列分けを行っています。
そして、選手の記録は一番右の合算した秒単位で比較することによって表現している形です。
◇Vizの中身
右側のフィルターで区間を選択するとそれに沿って各大学の選手の記録&区間順位が出ます。
今回のポイントは3つ!
Point①:大学のイメージカラーに併せて色相を編集
正直これがやりたかっただけだった…。笑
同じ要素(大学名)でマーク色を変えるのであれば、
シートを跨いでもこの色変換は反映されるということも何気に発見。
Point②:マークとツールヒントの表示
何気にカーソル合わせると区間順位と記録がわかりやすい…。
Point③:数値の扱いについて
今回のデータ「区間」「区間順位」「記録」があるわけだけど、
それぞれ、シート上にグラフで表していくにあたって、
連続なのか不連続なのか、
ディメンションなのか属性なのかメジャーなのか、
どういった扱い方をしたいかによってフィルター設計や行列での表現などでも配慮する必要がありました。
「●●だから不連続」「●●の時は属性」という理解も重要でありながら、
まずは感覚的に連続/不連続で変換してみて、一番見せ方としてしっくりくるものをある種帰納的に導くほうが個人的にはスッキリします。
まずは手を動かしてみよ。
Don't think, Feel.
とても高校3年まで理系だったとは思えない感覚論者なのですが、
ここまで読んでいただいた方は下記記事も勉強になったのでご参考まで…。