護られなかった者たちへ
11 護られなかった者たちへ
東北大震災と生活保護。
妻と子を失った男。母をなくした子。津波に飲まれる子を助けれなかった、見捨ててしまった男。我が娘と別れ、一人で暮らす女性。家族を失ったもの同士が、その心の寂しさを埋め合い、家族のように暮らす。
生活保護を巡る問題。受給は恥ずかしいと世間体や、受給するための手続き等かまハードルとなって、その結果、護られない者たち。生活保護を受けられる基準(原理原則)だけでは、個々の状況に寄り添えない。
全ての様々な理由で経済苦で苦しむ方が、生活保護の恩恵を受けれるよう、個々人のケースに丁寧に真剣に寄り添うこと。ハードルを取り除くための法の改正。また一人一人が生活保護への認識を変える等、様々できることがあると感じた。
殺人事件も、殺人はあってはならいが、その行為に至る背景や社会が、そうした事件に繋がっているということもあるのだと感じた。
悲惨な現実を変えていくために、一人一人が声をあげること。かすかな声でも。小さい声でも、社会を変えるのは、1人の小さな一歩。と同時に誰かのか細い声。声にならない心。そうしたものに耳を傾け、力になる。手を差し伸べる者。変えるために行動を起こす者。
起⇒東北震災の爪痕。被災者たち。
家族を失ったたり、震災の影響受けた主人公、かんちゃん、けいさん、警察官たち。
承⇒主人公、かんちゃん、けいさんの家族のような繋がり。遡りエピソード。
厳しい経済状況の人々のリアル。法の影で苦しむ人々。
けいさんが生活保護受けれなかったエピソード。
放火に至った理由。
殺人事件
実は○○が犯人
かんちゃんの声
主人公は、警察管の息子を、救えなかった。