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「お母さん、かわいそう」という子供の意識、感情と要介護者の関係
昨日は日曜日なので私も自分の体、心のエネルギーケアも含め、ハイキングに行ってきました。理学療法士視点からみると、ハイキングや軽い登山などは、一隻二鳥以上の効果があると思います。この話はまた次回詳しく。
紅葉が綺麗だったので写真を載せておきます!(^^)!
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さて、本日の題名に書きましたが、「お母さん、かわいそう」という子供の意識、感情と要介護者の関係について、書きたいと思います。
私はよく自分の意識の在り方が目の前の要介護者に反映している、という事を伝えています。
「お母さん、かわいそう」という意識があると、目の前のお母さんは、かわいそうな状態になります。(かわいそうに見える、とも言えます)
臨床現場では多くの利用者様とともに介護をされるお子様たちとも接します。また、その利用者様自身が介護を経験していたり。
その会話の中でよく聞く言葉は、「施設から一日何十回も電話がかかってきてこっちも気が重かったんですけど、母がかわいそうで・・電話にでてました」と話されました。
私自身もありました。父に怒鳴られたり、叩かれてた母を見て育った私もまさに、「お母さん、かわいそう、私が守らなきゃ」のような気持ちがこびり付いてました。でも、この視点は母を弱い人すると、考えています。
1. 子供の意識と親の状態の関係
親を「苦労してきたから可哀そう」や「自分が支えなければならない」という視点で見ると、確かに子供が親に対して過剰な責任感や罪悪感を抱きやすくなります。この意識は以下の影響を及ぼすかもしれません:
エネルギー的な圧力
親が「弱い」「支えられる存在」と見られることで、そのイメージを無意識に受け入れ、実際にそのような状態に陥る可能性があります(心理的暗示やエネルギー的な投影)。親子間の不均衡
子供が親のために過剰に尽くそうとすることで、親の自立性や自己治癒力が低下することがあります。
2. 意識が現実に影響するという観点
量子物理学の視点からは、人間の意識や思考が現実を形作るとされます。
信念が現実をつくる
「親は面倒をみるべき」という強い信念が、親子関係に過剰な緊張感を生む可能性があります。この緊張感が身体的な不調やエネルギー的な滞りを引き起こすことも考えられます。自己犠牲のパターン
子供が親のために自己を犠牲にする意識を持つと、それが親にも無意識に伝わり、「私は子供にとって負担である」という感覚を生む可能性があります。これがさらに病気や依存を助長する悪循環を引き起こすことがあります。
3. 健全な親子関係の在り方
親を愛し、感謝しながらも、親の人生と自分の人生を分けて考えることが大切です。これにより、親も子もお互いの成長を尊重し合える関係が築けます。
意識の変化を促すアプローチ
親を「自立した存在」として見る
親を「支えなければならない」ではなく、「人生を自ら選び取れる存在」として尊重する視点を持つ。感情の健全な整理
親に対する過剰な罪悪感や責任感を手放し、愛情をより自然な形で表現する。親に自らの力を取り戻させる
親が自分で選択し、行動する機会を作る。たとえば、介護が必要でも「選べる選択肢」を提供することで、自尊心を守る。これはリハビリ場面も多く提供しています。認知症だとしても、どこの道を歩きたいのか、どちらの上着を着たいのか、などご自分で自由意思決定して頂きます。これは小さな事でも行う事が本当に重要です。
4. 親子のエネルギー的な分離
親と子のエネルギーを適度に分離することも大切です。
エネルギー的境界の設定
親への愛情は大切ですが、自分のエネルギーを過剰に注ぎ込みすぎることで、自分自身が疲弊し、親もその影響を受けてしまう可能性があります。心の境界を明確にするのも効果的です。
どのようにやるかというと、本日は簡単に記載すると、昨日私がしたように、自然の中に身をおいたり、運動など体をダイナミックに動かす、自分が心底緩む、喜ぶ事をする、瞑想、そして、この行為をしている間は、自分の体や思考に意識を向ける事。これが、エネルギー的な分離を起こします。
是非、やってみて下さい!(^^)!