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振り返れば2万字、これがトムの2024年 ‐今年もWebクリエイティブは面白かった‐

今年も色々あった一年だった。

仕事とほんの少しのプライベートな記録として振り返りを記していくだけなので、あまり役に立つ内容ではないことは先に断っておく。それでも興味のある人は読み進めてほしい。

去年の反省を活かし、ピックアップしたい出来事は手元に溜めていた。しかしながら、あらゆる場所に点在させ、あらゆるものをピックアップしていたのが大変にまずかった。メモ帳、スプシ、note、𝕏のブックマーク、メールの下書き、ありとあらゆる場所に溜めた結果、素材集めにめちゃくそ難航した。馬鹿すぎるだろう、俺。

素材を集めるだけで4時間かかっている。一体どうなっているんだ。序文だってのに既に心が折れかけてる。ほとんど𝕏やnoteに吐き出していたから、これから書くテキストは去年よりは少ないと思うが、あと何時間書き続けなきゃいけないのか全くもって見通せない。13日間の一人アドベントカレンダーも一人グッポーDB登録も一人アイスコーヒーも辛かったが、今が今年で一番つらい。最後の最後にこんな苦行が待ち受けてるなんて思いもよらなかった。

まあ、しかしながら、これがトムであり、来年もなんだかんだ自分の不出来に文句を言いながら色々やっていくんだろうと思う。来年はnoteだけに溜めていくと声高らかに宣言しつつ、2024年の出来事を一緒に振り返りたい(目次の量を見て引かないでほしい)

2024年 年初に宣言したこと

年初にこんな目標を掲げていたが、達成率としては半分以下くらい。まずもって本職である採用支援・キャリア支援領域を大きく伸長させられなかったことに大きな反省が残る。ここは2025年、改めて力を入れ直さねばならない。

アウトプットな領域では、イベント企画2件、外部登壇4回、noteは6本、ポートフォリオ考に至っては20本だった。原因は分かり切っている。私の長文癖だ。もっとカロリー控えめにやれば3~5倍くらいは書けたんじゃなかろうか。うん、そうだ、そうに違いない。つまり実質達成だ。

全く当てのなかった「Web Designing寄稿1本」は胸熱展開を迎えるが、それは下に書いた。MENTAには1㎜も触れず、カレー熱はやや冷め、カメラにはしっかりはまった。ポートフォリオ関連についてはグッドな展開を作れた一年だった。以下、各イベントをさらっと振り返っておく。

名古屋~大阪遠征に行ってきた

年始の50社挨拶回りのあと、初名古屋に上陸した。本来は大阪のみの予定だったが、1週間前の思い付きで「名古屋行きたいな🤤」なんて呟いたらぽつぽつと反応いただいたことから、しっかり予定を組んだ。アクアリングさん、スタジオディテイルズさん、エスケイワードさん(写真撮り忘れた😢)、トゥモローゲートさん、他数社とあいかわらずバタバタしながら各社にお伺いし、その後のたくさんのご縁に繋がった。

しかしまあ、新幹線に乗り遅れそうになるわ、忘れ物するわで本当に毎回のようにバタバタしている。2次会会場へのスーツケース忘れだけはしない大人になりたい。

OCA大阪デザイン&テクノロジー専門学校の「卒業・進級制作展」に初参加

大阪遠征の際に組み込んだスケジュールの一つ。以前からその卒業生のキャリア支援を担当させてもらっている専門学校さんの卒業・進級制作展だ。普段は社会人を相手にしているわけだが、学生はやはりまた若さや熱気、ポートフォリオの方向性など全く違って面白い。

2時間程度の滞在となったが、色々と学生側から声をかけていただきそのポートフォリオへ僭越ながら意見してきたが、普段見ているそれとは趣が異なるものが多く、とてもいい経験をさせてもらった。

CASESTUDY2024はやっぱり熱かった

熱すぎたCASESTUDY2024、来年も既に開催が決まっており、早々に申し込みを済ませている。登録職種は当然「カメラマン」だ。まだ諸々のスケジュール調整をしていないが、今年もなんとか都合をつけて参戦したい。

noteにも書いたが、東京とは制作に向き合う態度や熱量がやや異なる印象をうけた。良い悪いではなく、より技術への向き合いが強い印象だ。ここでの出会いをきっかけに採用支援やキャリア支援につながった方々がたくさんいる。特にそれ自体を目的にしているわけではないが、純粋に楽しんだ結果、仕事にもよい影響を及ぼせたのならそれはそれでいいことだろう。

当日の様子はnoteに書いたので雰囲気を掴みたい人はぜひ読んでほしい。

ちなみに、noteなんてまったくもって書くつもりはなかったが、帰りの車中で野間さんとKonちゃんさんとあげたまさんが爆速で振り返り記事を書くという大仕事をするもんだから、触発され、家に着くなり爆速で書き上げたnoteだ。相変わらず長文で、自分でも読み進めるのがつらい。

今年もエムハンドのシクミとシカケ2 からスタート

今年も一発目のイベントはエムハンドさんとだった。彼らの強みである「仕組み」に焦点をあて、どうそれらを成り立たせ、「仕掛け」によって駆動させているのかを紐解いたイベントだ。いつにもまして、中身てんこ盛りのイベントとなり、300人超の方々にご参加いただいた。反響も大きく多くの方々から「学びが深かった」とコメントいただいていたが、司会をしていた私も大きな学びを得たイベントとなった。

ちなみにこのイベントをきっかけに弊社の研修の仕組みが大きく様変わりした。ちょうど複数名の中途採用者の入社を予定していたこともあり、そのエッセンスを取り入れさせていただいた。めちゃくちゃ感謝している。

イベントレポートもめっちゃくちゃ時間がかかってしまったが、前後編で書ききった。

2万字くらい書いたと思う

エムハンドの、未経験が育つシクミとシカケ(前編) - ウェブスタッフ
エムハンドの、未経験が育つシクミとシカケ(後編) - ウェブスタッフ

あと、イベントPRの途中に公式に背中から打たれるくらいのトムのいじられっぷり。来年はこのいじられにもっと磨きをかけていきたい。

上記はダイジェスト動画になるが、WEBSTAFFの会員登録者にはアーカイブを見れるようになっている。転職希望者でなくともWeb会員などライトな登録もあるので、興味があればぜひWEBSTAFFに登録して、見てみてほしい。

ちなみに2025年の初イベントもエムハンドさんと企画になりそうだ。3年連続ってすごい。やや形は変わるが、リリースが出たら精一杯賑やかしていきたいと思っている。

経費精算がすごく苦手です

あいかわらず経費精算が出来ない。そんな私を見かねてか、こんな応援シートが作られたりもした。そういえば12月の経費精算をしてないことに今更ながら気付いてしまい、今、泣きそうになっている。

デジLIG主催 宇都宮さんのご登壇のセミナーを見て感動する

他社のセミナー(たしか有料だった・・?)なので内容への詳しい言及は避けるが、感動するくらいよかった。デザイナーの思考過程と共に旅することができ、その行為の難しさと重要さを理解することで、デザイナーへはもちろんのこと、宇都宮さんへの尊敬の念が深まった。美しい資料に丁寧な説明と淀みない進行。デジLIGの宇都宮さん(今はもう退職されているが)の進行も手伝ってとてもいいセミナーだった。

そのお気持ちを何の気なしに吐き出したわけだが、思わぬ反響を呼んでしまい、びっくりした記憶が蘇る。これらの言葉は私の仕事にもいい影響を与えており、「主体的な解釈」と「積極的な伝達」という自分なりの型を確立できたと思っている。そのフィードバックによって、より精度高く、対象者との距離感を測り、関係性を育んでいく、そんな学びを得られたすばらしいセミナーだった。

STUDIO DESIGN AWARD 2023 に入れなかったことから全ては始まる

noteにも書いたが、私の復讐劇(言いがかり)はここから始まるのである。まぁ、その表現はおふざけでしかないが、間違いなく「何か作ったらワイも入れるのかな・・」と思ったのは事実だ。不純すぎる動機ではあるが、そんなスタートだっていいじゃない。

今年もデジLIGさんと「CREATORS DRAFT」を開催(2回)

デジLIGの選抜された方々が実績をプレゼンし、企業に逆オファーをもらうという昨年から始めたイベントだ。

今年は、2月と9月に2回開催され、エムハンドの岩松さん、ARUTEGAの平尾さんにそれぞれ講評者としてご協力いただいた。それぞれの愛しかない講評は出場された方々にも響きまくっていたに違いない。回を重ねるごとに出場者の皆さんの練度が高まってきていると感じている。

ただ、残念ながら結果が芳しくなく、逆オファーにつながる数が少なくなっているのは反省しかない。2025年は課題を潰しつつ、次世代のクリエイターズに光が当たるいいイベントにしていきたい。

町田さんの「まいにちレコード展」を見に行った

町田さんという存在は知っていたもののお会いしたことはなかった。まいにちレコードを各種SNSで見る度に、その興味の度合いが増し、近くで展示されるということだったので娘と足を運んだ。町田さんご本人とご挨拶できたことや、展示の圧倒的な出力に触れられたこと、以前キャリア支援でお会いした方に直接ご挨拶できたこともよかったが、なにより「好き」という感情は時として誰も寄せ付けない鋭さを生み出すことを学ぶことが出来た。継続してこその鋭さで出力だと思うが、源流にある想いに気付き、育てることで、こんなにも遠くにこれるかと密かに感動していた。

私がポートフォリオを愛でる毎日を続けられているのも、実は町田さんの影響が大きいと思っている。

ついに SIGMA fp を買う

GRとかFujiとかLeicaとか、悩みに悩んだが、ついにSIGMA fpという愛機を手に入れた。ある程度のスペックは調べていたし、その価格も考慮した上だが、何よりも実機を触り、映し出された色味やボケのとろけ具合にビビッときてしまった。暗所や動き物に弱い(と感じている)fpではあるが、そのじゃじゃ馬さも相まってなんだか愛おしく思えてしまったのだ。

この日以来、ほぼ毎日持ち歩いているし、ほぼ毎日写真をどこかにアップロードしている。それくらいハマっている。その記録は別のnoteに記したので、どんな写真を撮っているのか興味があったら覗いてみてほしい。

#いとせつデザイナーかるた 完

昨年から続いた企画がついに幕を閉じた。途中、リアクション数が少なく、継続の危機にも見舞われたが、公式の頑張りもあって盛り返し、多くの方々に面白がっていただいた。秀逸なコメントがムラケンさんの手によって悲哀(愛しいはどこにいったのか)に満ち溢れたイラストの数々が生み出された。ムラケンさんとのやり取りも楽しく、一ファンとして楽しめた企画だった。

かるたのその先は結局まだ決まっていないが、次の企画に向けた、素材やタネとして、じっくりと温めていきたいと思っている。ムラケンさん、本当にありがとうございました。

僕は「おばあちゃん」になり「イーゴンお前もか」にハマり、そして「友達」ができた

タイトルのままだが、綺羅星の如く表れた謎のクリエイター「イーゴン氏」によって生み出される角度のつきまくったコンテンツの数々。

その一つが「イーゴンと七人のおばあちゃん」という企画であり、誰もが目を疑うほどの瞬間が訪れ、僕はおばあちゃんになった。

その後、イーゴンお前もかというPodcastに今でもハマり倒しており、良質な余白を手に入れられている。そればかりか、現実世界の友達作りにも拡張してしまい、そのクリエイティブの力をまざまざと見せつけられている。この楽しい日々に感謝しかない。イーゴンさん、本当にありがとう。そして、NEWTOWN所属クリエイター(※後述)の先輩として、これからも仲良くしてやってください。

スパイスカレーを作らなくなった

結局、今年はこの1回しか作ってない気がする。持て余すスパイスと調理器具の数々。妻からの「ほれみたことか」「どうすんのこの匂いの強い粉は」と言わんばかりの白い目。負けない、私負けないわよ!そして、今、なぜかスパイスを砕く石臼は会社の私の机の上に鎮座している。どうしよう、負けそう。

カメラだってそうなるんでしょうという声がテレパシーを通じて私の頭に日に日に強くなって届き始めているが、今のところその兆候はない。

今、私は、カレー作りのその先に向かっているーー

娘の「風って撮れないの?」へのアンサーフォト

仕事と全く関係ないが、思い出深い出来事だ。カメラばかりに興じる私に対し、くだんの素朴な質問をもらった。1か月くらいかけて父なりのアンサーを返した彼女の反応は「なるほどね」だった。少し、ほんの少しだけ、顔がにやけたことを私は見逃さなかった。

こういう企画っぽいテーマ性があるものの楽しさを教えてくれたやり取りだった。

みんなとたくさん飲んでたくさん食べた

ムーちゃんは変わらず俺の飯を食えって感じで、暴力的にうまい飯を食わせてくれたし、以前ご支援した若様ときーちゃんとのその後的な食事もよかったし、カワバタの兄貴や平尾さんとの営業・マーケトークもすごく勉強になったし、同じ時代を歩んできた森田さんやミッキーとのトークはとっても楽しかった。他にも上げきれないほど飲んで食べたが、来年もまた、気の合う方々楽しくワイワイしたいと思う。

三茶フォトウォーク

本当に楽しい夜だった。準備、下見、当日のハプニング、食事の会話に、ほろ酔い加減の三茶練り歩き。「写真を撮る」という目的のみで様々なバックグランドをもった方々が集まり、カメラや撮った写真を見ながらキャッキャウフフする時間は何よりも代えがたい楽しい時間だった。結局、これを含めた2回しかできなかったので、来年は3か月に1回くらいのペースでやっていきたい。

これまた楽しすぎた衝動のままにnoteを書き殴っているので皆さんの写真や当日の様子など気になる方はnoteを読まれたし。

朝までディレクションにサブMCとして参加してきた

開催10日前の密談から急遽サブMCとしての出演が決まった。ほぼ丸腰で臨んだ朝までディレクションだったが、なんとか無事終えられた。田口隊長ののっけからのクソ高テンションにビックリしてしまったが、なんとかついてけたと思う。途中、鷹野さんがいつも通り茶々をいれてくださるわけだが、いちいちMC陣が「何か悪いことしたかっ?!」とピリついていたのはいい思い出だ。後日、鷹野さんから「むちゃくちゃ良かった。良すぎて完走者が増えてアーカイブ販売が振るわなかった。」と喜んでいいのか悪いのかわからないお褒めの言葉をいただいた。ほんとに面白い回になったと思うからみんな買ってね。こちらのイベントもnoteに詳しく書いているので、ぜひ見てみてほしい。

あと、このイベントの次の日朝8時に歯医者の予約を入れたやつを俺は絶対許さないからな(自分)。

ウェブスタッフの自社イベント「生成AIのトリセツ」

「活用事例から学ぶ!Webディレクターのための生成AIのトリセツ」というイベントを開催した。企画にはあまり携わっていなかったが、賑やかしはトムだろうということで白羽の矢が立ち、なぜか司会進行となった。

巻き込まれた格好ではあるが、結果的にとても学びになったし、非常に楽しいイベントだった。「Webディレクターのための」と冠したイベントではあるものの、もはや生成AIは全業種・全職種に影響を与える力をもっている。そのパワーへの向き合いや具体のハック的な部分まで詳細に語られたバランス感のあるイベントになったと思っている。こちらもWEBSTAFF登録により、アーカイブ映像を見ることができるのでぜひ見てみて欲しい。

これからの時代を生きる上で、必須となる力であることが分かると思う。

私は正真正銘の42歳です

40歳を超えたあたりから自分の年齢が分からなくなり、40歳とか41歳とか結果的に嘘をつき続けてきてしまっていた。私は42歳。来年の8月で43歳。再来年の8月で44歳だ。絶対に間違えてはいけない。

誕生日ポストにびっくりするくらいの反応をいただいてしまったが、いいねやコメントをくださった皆様、改めてこの場をもってお礼申し上げます。ありがとうございます!!!

2回目の大阪遠征に行ってきた

朝までディレクションの打ち上げも兼ねたイベントが大阪であったことから、会いたい人に会いまくった今年2回目の大阪遠征だった。皆、一様に面白かったが、平尾さんと真っ白でおしゃれ韓国風カフェでゴリゴリのビジネスの会話を2時間ぶっ通しでしたことを強く覚えている。めっちゃビジネスマインドの強い、強面の芯の強い経営者だった。2025年もたぶん何回か飲んでるうちに、こんなことやりましょうよ~というアイデアが出て、何かしら一緒にやるんだろうと思っている(と勝手に思っている)。

新しい企業さんとも出会え、その後のご支援に繋がり、たーみんさんとのフォトウォークも叶い、充実した大阪出張だった。

Web Designingインタビュー記事掲載

たぶん今年一番の胸熱展開だった。冒頭の「Web Designing寄稿1本」はまるで根拠のない戯言でしかなかったが、ひょんなことから実現してしまった。

CASESTUDYで五十嵐編集長と会話できたことも大きいと思うが、日々の発信が目に留まっており、お声がけいただいたらしい。インタビューとその後の記事のやり取りではむちゃくちゃ細かい部分までこだわってしまい直前まで迷惑をかけた自信アリアリだが、お陰で素晴らしい記事を書き上げていただいた。私自身、言語化するのが億劫でとても苦手としているため、本当にいい機会をいただけて学びも深かった。

反響も大きく、発刊から1~2か月は「見たよー」とお声がけいただくことも多く、その影響力の強さと長年続けてきた信頼性の高さを理解することが出来た。2008年くらいからよく見ていた雑誌だっただけに、そこに自分と会社の名を載せていただいたことは本当に嬉しかった。

今後も求められる機会があるのであれば、全力で応えていきたいと思っているが、まずはイチ読者として今後の様々なコンテンツを楽しみにしている。

細々と続く #ポートフォリオ考

年始に100本と掲げながら20本に終わったポートフォリオ考ではあるが、まずもって、むちゃくちゃ長文でアンサーしすぎている。自分も苦しいし、たぶん読み手も苦しい。まじでnoteにしないといけないやつだが、残念ながらそんな時間はない。やめるという選択肢はないが、2025年はもうちょい省エネで行くと思う(とか言いながら長文を垂れ流すことくらいわかってるんだよ)。

以下はポートフォリオ考の中でも一番反響のあった投稿だ。このクラスタが心配しているところに、ド直球を投げ込んでしまったからなんだろう。今後もスタンスを変えるつもりはなく、火の玉ストレートを投げ込み、甘い球はフルスイングで打ち返す、そんなストロングスタイルで考え続けていきたい。

社内も色々変わる まぜそば屋、クロス研修にAIエバンジェリスト、社内ラジオなど

ご主人が有名なまぜそば屋さんの店主である社員がいることからここ数年は年1~2回ペースで出張まぜそば屋が開店する。道具や調味料は一式揃っており、各々の好みの味変を楽しめる。

ちなみに、弊社は日本のみならず、中国・インドネシア・インド・ドイツと、30人くらいの組織の割には外国籍社員の比率が高く(30%くらい)、必然、各宗教や信条のご法度に配慮しつつ、その準備が進む。近くに異なる文化圏・背景を持つ彼らがいるからこそ、その違いを身近なものとして感じられ、多様性とは何か、を常に学べ、所与として生活できる環境にあることは、弊社の優れている点だと思っている。

また、入社年次が浅いメンバーが増えたことから各部門・各役職者総出のクロス研修が行われ、現在もその形を変えつつ全員で全員を見る体制が出来上がりつつある。教えるは教えられるでもあり、「なるほど、ここで躓くのか」「あれを言語化していなかったのが課題だな」など日々気づきの連続だ。生成AIの社内浸透を狙ったプロジェクトも立ち上がり、私自身もエバンジェリストとして日々の情報収集、そしてなにより業務活用と実装を模索している。その一環でAIパスポート資格も取得したが、体系的な知識や向き合いを学ぶことができてとても楽しかった。相も変わらず、前日にほぼ徹夜するなど、いつまで経っても計画が立てられない性格は一向に直らない。

また、社内ラジオは20回ほど更新することが出来た。私は与えられた場に出向き、好き勝手に喋っているだけだが、一緒に取り組む人事担当の方のアレンジと進行と編集(めきめき腕を上げている)でなんとか継続することができている。来年はインターン生を採用し、手伝ってもらえないかな~なんて考えている。

長らく放置していたWantedlyも運用体制を作り、今後、社としての発信をしていくことになっている。もし、トムの活動やウェブスタッフの事業に興味がある方は、カジュアル面談でもなんでも、ぜひ気軽に連絡をとってもらいたいと思っている。お話しましょう👇👇👇(自分のプロフィールはまだ雑なまま・・)

WEBSTAFFが色々認定いただいた

「女性のエンパワーメント原則」と「D&A AWARD 2024」に申請し、その基準をクリアした企業として認定いただいた。特に人口減少が加速する日本では意味のあるものだと思っているし、世界の流れを見ても小さいけど必要なスタンスであり動きだと思っている。Web業界ではまだまだこういった視点での企業側の活動が少ない(少なくとも私には見えてない)ため、Web業界に携わる者として、その意義や意味、そして人事施策(フレキシブルな働き方の制度導入や若手や熟練者の雇用etc)における価値について企業側への啓蒙を続けていきたいと思っている。

NEWTOWNの広報担当大臣に就任

おふざけの一環ではあるが、応援したい気持ちが先行した結果、広報担当大臣に就任したり、採用の帯文企画にも参加した。「勝手広報」と名乗ってはいたが、そういえば、公式に就任したんだった。前日飲みすぎて顔がパンパンすぎて全然広報向きじゃない。もっとシュッとした広報になりたい人生だった。

でも、もしかしたら、こういうお遊びの延長線上のなんの利害もない関係性が、あのリリースに繋がったのかもしれない・・、なんて思ったり思わなかったり。

シオザワ先生のポートフォリオの授業を受けてきた

朝までイラレ2でご一緒し、その存在を認識して、𝕏でたまにやり取りしていたシオザワ先生。たまたま「ポートフォリオについての授業をする」という発信を目にしたので脊髄反射で「参加させてほしい」と言ったらなんと実現してしまった。

ポートフォリオとはなんぞやという学生向けの初期段階の講義かつシオザワ先生のバックボーン的には広告・グラフィックではあったので、普段社会人&Web/IT系の方々を相手にしている私にとっては学びの宝庫だった。特に「負荷をあげるな」の点はとてもわかりみが深かった。これからも情報交換しつつ、学生よろしくその考え方を学ばせてほしいと思ってる。

なぜかイラストを書いた

自社の代表に絵葉書の価値を教えてもらってからというもの、たまに水彩画を描き、絵葉書を送るという謎の趣味をもっている。たまたまそういう流れになったのでいっちょ噛み癖のある私もなぜか参戦してしまった。ベースはもちろんイーゴンさんのあのイラストではあるが、独特の下手さも相まってそこそこの味になったのかもしれない。

極めて私的なInstagramの運用を再開した

今年の新卒や今年入社した後輩たちが使っているということもあり、長らく放置していたが再開した。カメラを始めたこともあり、気にはなっていたし、むしろカメラアカウントを運用するつもりだったのに、なぜか食べ物縛りという制約が課されたこちらばかりの更新となっている(実のところカメラアカウントは既に存在するが、縦構図がいまいちしっくりこず、放置されている)。最近では、食べ物の上に謎の白文字を乗せるというマイルールが追加され、シュールさに拍車をかけているが、この行為を客観的にみると、けっこう恥ずかしさが襲ってきたりする。

まあ、写真やキャプションをつける練習だと思って、己の感性のままにやっているが、興味あれば(ないと思うが)、フォローしつつ、そっと眺めてやってほしい。来年は、もうちょいいけてる写真が載るアカウントを本格始動させる、つもり、たぶん。

トムのインスタアカウント

どうでもいいが、極めて私的な娘とのおもしろ会話はここに保管している。

東京カメラ部2024写真展を見に行ってきた

アートやイラストといった展示会はちょこちょこ行くが、写真の展示会は実は初めてだった。なぜかウキウキしていて、たぶんスキップしていたと思う。肝心の展示は圧倒的な物量と作者の好きが溢れていて非常によかった。最大の収穫は双子ちゃんの写真を撮り続けているyukiさんの写真に出会えたこと、そしてその旦那さんが以前から追っかけていたtsubuanさんだったという奇跡。同じ人を愛し、見つめ、過ごしていると、写真にもそれが現れるのかもしれないな、なんて思ったりした。

10p10fp2024と褒めスペを楽しんだ

カメラ・写真ネタでいくと、10p10fp2024と褒めスペだろう。

10p10fp2024とは10人のfp使いが写真を展示するというものだが、昨年にも開催されており、その存在はぼんやりと知っていた。自身がSIGMA fpを持ったことにより、その作者らをより身近に感じていたし、展示までの日々を我がごとのように追いかけていた。土日祝とチャンスはあったものの、ついぞ家庭の都合で足を運べず、泣く泣く観覧を見送った。レポートを見ながら涙したことは言うまでもない。来年はぜひ足を運び、楽しみたいと思っている(開催があるのであれば)。

また、褒めスペは、神寺(かんでら)さんという神なのか仏なのかわからないがとにかく高尚で印象的なお名前の方が、月1くらいでやっている「とにかく写真を褒めまくる」という𝕏のスペースだ。何の気になしに参加したら一度紹介され(しかし、その褒めを聞き逃すという持っている男、それがトム)、その後、仕事しながらではあるが片耳から聞きつつそのスペースを楽しんでいる。以下は「グッドラック」というお題の際、たまたま最後に紹介され、爆笑をとれた投稿だ(noteはこちら)。褒めスペでは割としっとりといい点を各々が褒めるという流れではあるものの、キャンデラさん(私はなぜか愛を込めてこう呼んでいる)の読み上げの妙もあり、笑いに繋がった。機材にほとんど興味がなく、技術や知識もないまま写真を楽しんでいる私ではあるが、キャプションには割とこだわりがあるのかもしれない。エモかっこいいタイトルというよりは、その日常をどう解釈したか、どう異化したか、あたりが個人的なテーマだったりする。

トーム・ライターになりたい

写真ネタばっかりで申し訳なくなるが、ソール・ライター展にもいってきた。ハマってソール・ライター関連の書籍をかき集めて読み漁ったが、その日常に向けた姿勢や態度は通ずるものがあった(というのは大変おこがましいけれども)。いつもの場所、いつもの風景を、いかに異化し続けられるか、が私なりのカメラへの向き合いなのかもな、と思えた素敵な展示だった。来年も写真に関する展示にも足を運ぼうと思う。

ひろクリギルドの「月ichi企画」でいじら・・、もとい参加してきた

昨年から少しずつ交流のあったやんこさんにお声がけいただき、ひろクリギルドの月1のプチ企画?にお呼ばれして、ポートフォリオについて話してきた。皆さんから事前に提出いただき、それを添削するというものだが、オンラインでそれらを見ながら説明するという行為になれておらず非常に苦戦したのを覚えている。

案の定、規定の時間をオーバーしたし、「果たして、こんな内容でよかったんだろうか・・・」とやや不安ではあったものの主宰のマスベさんから満足度を共有されめちゃめちゃ安堵した。その内容はもっとブラッシュアップしていく必要があると思うが、コンテンツとしてニーズのあることだ、という認識を深められ、私自身も学びを得られたイベントだった。マスベさん、やんこさん、つむさん、よーこさん、お呼び&運営のお手伝いをいただき、ありがとうございました。

このご縁もあってか来年早々におこがましさしかない派手なタイトルでお話させてもらう機会もいただいた。しかも1,500円の有料ときている。考えただけでも脇汗しか出ないが、ブチ上げたからにはこの年末年始でしっかりと練ったうえでその場を迎えたいと思っている。興味がある方はぜひ参加されたし。

ちなみに、今回は有料版だからかさすがに画像いじりはなかった。少しだけ寂しさを感じていることはここだけの秘密だ。

WebGL総本山 + #normalizefm  あわせて13周年感謝祭 午前の部に行ってきた

以前から聴いていたnormalizeFMの感謝祭があり、飲み食べ写真仲間(と勝手に思っている)のneccoの阿部さんが登壇されるということもあり、秒で申し込んだ。案の定娘付きの参戦となったが、いつも聞いているイケボのdoxasさんにご挨拶出来たり、SIGMA fp界隈では知らぬものはいないTakumaさんにご挨拶出来たりと、なんとも俺得イベントだった。極めつけはTakumaさんがお持ちのシネレンズをお借りして写真を撮ることができ、相当楽しめたあっという間の2時間だった。

収録音声はnormalizeFMにて公開されているので是非聞いてみてほしい。また、阿部さんのnecco noteにも当日の様子がまとめられているのでよかったらそちらも是非。

Takumaさんに撮ってもらったお気に入りの一枚 超楽しそう

なぜかトムがnormalizeFMに出てしまい、2時間超も話してきてしまった

で、なぜか、非クリエイターの、一介のしがないリーマンのトムごときが、normalizeFMに出演し2時間超もお話するという今年一謎すぎる展開が生まれた。

上記の13周年感謝祭の懇親会の際、doxasさんとお話しながら「お声がけしたいと思ってるんですよ~」的なお声がけをいただき、「いやいや、私が出る番組ジャナイデスカラアアァァアx!!!」なんて会話をしたことを覚えている。完全なる社交辞令だと思っていたし、むしろそう言ってもらえるだけでもありがたかったわけではあるが、3か月後、それは実現してしまった・・。

ゲロ吐きそうなくらい緊張しており、もはや何を喋ったかはほとんど覚えてないが、doxasさんの堂々たる落ち着きと話のスムーズな展開で最後の方はだいぶリラックスして話せていたと思う。

最終盤の「あれ、トムってカメラじゃね?」的な気付きにはマジで笑ったし、まさかそんなところに着地するなんて思ってもみなかった。人と人が情報と解釈を交換し合う、対話の価値というのは、こういうところにあるんだろうと思えた、実りある機会だった。doxasさん、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。今度フォトウォーク行きましょう。

S5-Styleがリニューアルし、公式キュレーターとして参加した

今年は年始から断続的に(自分が悪い)田渕さんとやりとりを続けていたように思う。そのやりとりの中でS5-Styleのリニューアルを知り、公式キュレーターにもお誘いいただくことができた。ポートフォリオ収集家としての活躍を期待いただいたらしい。趣味で涎垂らしているだけだったのに、思えば遠いところまで来てしまったようだ。ということで、もうちょい更新頻度を上げていかなければいけないが、トム・イシカワの推しポートフォリオたちというDesign Setsがあるので、興味ある方は覗いてみてほしい。

そして、なぜか各社のDesign Setsを1か月にわたって紹介し続ける謎のムーブをかましてしまったりもした。田渕さんから依頼されたのかって?いや、完全に勝手にやっている。田渕さん自身も「なんでこの人、こんなにPRしてくれるんだろう・・🤔?」と思っていたに違いない。安心して欲しい、自分もわかっていない。

S5-Style 田渕さんのキャリアに迫る記事も書いた

本来であれば年始とか4月に公開する予定だったものが、なんとびっくり9月に公開されている。自分の遅筆さと管理能力の低さに辟易するが、逆に田渕さんの個人の実績やS5-Styleのリニューアルと同時期にリリースできたわけで、結果オーライとはまさにこのこと。

基本的にはオンラインで完結させたが、やはり田渕さんの仕事のスピードやコミュニケーションのレベルが鬼高く、そのやりとりの全てが学びだった。依頼していない領域まで、考えをめぐらし、一度これでいいかな、というレベルで着地しても「もっと良くなるのでは?こんな展開どうだろう?」が永遠に続いた。私も、そういうタイプではあるので、リリースの前日までやり取りが続き、細かい調整が行われていた(今見ると、もっとこう書けばよかったな~はぶっちゃけあるが、一旦、今の私ではここまでということで特に触らないでおいておく)。

結果的に、制作編とキャリア編の2本を公開した。けっこうな長文になってはいるので、年末年始でお暇なタイミングでぜひ読んでみてほしい。

制作編:クリエイティブカンパニー「ON」、唯一無二の採用サイト制作の舞台裏
キャリア編:S5-Style創設ストーリーとキャリアの変遷

これまたどうでもいいが、撮影にもなぜかトムが参加し、カメラマンの方とお話する機会をいただいた。これまた勉強になったとても良い機会だった。

髪結師休止のお知らせ

結局、なんだかんだ続いてはいるのだが、娘が髪をがっつりと切ってしまったため一時休止に追い込まれた。ここから3か月くらいしか経っていないため、まだ三つ編みができる程度まで伸びていない。9歳になり、精神年齢もあがり、父へのヘイトも高まり(ちょっかいを出しすぎる自分が悪いのくらいわかっている)、いい感じに成長してくれている。

「パパ、かみやって~」が完全になくなる日はいつか来るわけだが、そのいつかの日までは、心を込めて髪を結ってあげたいと思っている。

今年で検索したら100枚くらいあったので3日に一回くらいやってるらしい

デザイナーズ・ヒュッゲでお話してきた

以前、弊社のポートフォリオ作成イベント「UIUXデザイナー採用担当が教える!ワンランク上のポートフォリオ作り10のヒント(YouTube」にもご登壇いただいた荒砂さんが開催されているデザイナーズ・ヒュッゲのゲストとしてお呼びいただき、キャリアのアレコレをお話してきた。

こうやってしっかりと話すのは3年ぶりくらいではあったが、やはり荒砂さんは荒砂さんで、その話しやすい雰囲気作りや流れるようにできる質問力に、特に話す予定のなかったこともどんどんと引き出されていったように思う。リサーチ段階の会話も当日の進行も大変勉強になった。

当日の音声データと内容は早速以下にまとめられている。AIのエバンジェリストかつ事業への実装者としての界隈では有名なしょーてぃーさんがAIを駆使してまとめてくださっているらしい。スピード感、品質、共になかなかにえぐかった。

献本2冊への書評(?)を書いた

WebデザインプロセスBookとにかく『わかりやすい』スライドデザインの基本とアイデアについて書評的なサムシングを書いた。ご恵贈いただいた書籍に対してコメントを出すというのは初めての体験だったが、なかなかに面白かった。何が面白いかって、自らが手に取らなったであろう本だからだ(取ったかもしれないけど)。読み進めるとやっぱりちゃんと面白いというか、普段意識下にはない言葉と思考が流れてくる感覚を得た。いずれもデザインに関わる書籍ではあるが、より概念的な学びに振っていたこともあり、こういった現場の具体の活用シーンに触れられる本を読むのもいいな、と思えた。

これまた写真の話で恐縮だが、物撮りめっちゃムズイ。特にオフィスだと無数の蛍光灯で影が霧散しなんだかぼやけるので、ライティングの意味に気付かされた。気付いただけで、特に何も学びはないが、それが学びへと昇華される日を主体的で受動的な態度でその時を待っておきたい。

もし、読んで欲しいで~、という方がいればDM送っていただければ興味本位でホイホイ飛びつく気がする。意外な本に出合うほど素晴らしい機会はない。

東京天一會を発足させた

要するにラーメン食べたよ、というだけの話だ。天一好きの方々と一緒に天一とすすり、ビール片手にチャーハンと餃子を食べ、最後に白飯ぶっこみご飯を食べたい、それが唯一の目的だ。既にChotの小島さんなどがいつでもバッターボックスに立てるようアップ済みなので、四半期に一回くらいのペースで東京中の天一を貪りたい。

そして再来年くらいには京都総本店に乗り込み、エムハンドの山手さんMEFILASの川﨑さん藤原さんらとどれだけ美味しそうに食べられるかという対決を実現させたいと思っている。

1人でアドベントカレンダーを始めた とても苦しかった

これはもうSHEのジオさんとファインディのmukaiさんがいけない。あと楽しそうに更新を続けていたneccoさんもいけない。アドベントカレンダーをやっていた全員がいけない。

こうやって他者の影響を少しずつ受け、柳のように揺れながら、時にはスルーし、時にはじゃあ俺もとやってしまう運命なのだ。やりたいと思ったからやる。1日から始めてもいなければ、たった1人でやっているし、平気で1日飛ばすし、都合3日分ほど遅れてメリークリスマスを言っている。自分で自分のルールを創り出していくフロンティアスピリッツに大変感心しているが、それと同時に辟易ともしている。とにかく、苦しく、長い道のりだった。朝起きる時、夜眠る時、食事する時、キャリア面談をしている時・・・ 頭にあるのは常に「またあのアドベントを更新しなきゃいけないのか・・」だった。いつも頭をもたげてくれてありがとう。もう二度とやらないよ。

来年はどこかの何かのアドベントなカレンダーになぜか出没しているかもしれない。それはそれで新しい動きだと思うので、自らのフロンティアスピリッツをいかんなく発揮していきたい。最後は1万字くらい書いたのに誰にも刺さらないものになってしまいただただ滑り散らかし、傷だらけで終わった試みだった。

満を持して GOOD PORTFOLIO をリリース

今年一番のニュースはこれだろう。数年前からポートフォリオにのめり込み、夜な夜な涎をたらしては手元のDBに溜める日々。ギャラリーサイトが羨ましくなり、Studioのイベントに入れず(自分がわるい)、雨の日に段ボールに捨てられた子犬かの如く震えていたところ、NEWTOWNの犬飼さんに拾っていただいた。その背景や過程はnoteに詳述したので興味ある方は見てもらえるといろいろわかると思う。

ぶっちゃけ、ここまでの反応があるとは思ってなかった。想像の3倍くらいの反応。いいねもスキもDMもおひねりもたくさんたくさん届き、夢のような1週間だった。今はだいぶ落ち着いているが、これ系は継続が最大の肝になっているので、自分らしく緩やかに更新していきたいと思う。

詳しくはここにまとめた。これも8,000字くらい書いてる。年末にかけていろんなものをあわせると10万字くらい書いたんちゃうんか。どう考えても頭おかしい。

ちなみに年始にこんなことをやっている。たぶんこれもグッポーに繋がる大事な布石だったんだろう。当時は何も考えず、衝動のままに、ただ愛すべきポートフォリオを紹介していただけだったが、今年の色んな事に繋がる大事な衝動だったのだと思う。やってみるもんだ。みんなも衝動のままにもっとやってみたらいいんじゃないか。

こういう想いもおそらくグッポーを立ち上げた源泉なのだろう。ちなみにこの質問はグッポーの企画初期段階で犬飼さんから受けた質問だ。約20年の社会人生活で蓋をしてきたとても貴重なインサイトに触れられたと思っている。

GOOD PORTFOLIOをSANKOU!さんが拾っていただき、ギャラリーサイトインギャラリーサイトという胸熱展開も生まれた。他にも、「ポートフォリオをバージョンアップしよう」「学生にGOOD PORTFOLIOを紹介しよう」「ここに掲載されることを目指す」なんて、思ってもみなかったコメントを見る度、個人の「好き」という衝動を、深め、磨き上げれば、様々な価値に繋がっていくんだということを学んだ。価値ある場にすべく、毎日(は無理かもしれないが)更新を続けていきたい。

師走忘年会2024に行ってきた

最も楽しみにしていたであろう忘年会に今年も行ってきた。発表と同時に申し込んだので多分最速でチケットを買った男じゃないだろうか。違ったらごめん。今年も娘を連れ、後輩ちゃん2名と参加した。挨拶挨拶挨拶のオンパレードで結局娘の面倒を任せっぱなしにしてしまったが、本当に色んな方々とお話が出来た素晴らしい機会となった。話す人ほぼ全員がGOOD PORTFOLIOのことを知ってくださっていたし、在野のトムの名刺も100枚が即はけた。手元には100枚以上のいただいた名刺もあり、その彩りと形の妙に数日間楽しませてもらったことを覚えている(集合写真に参加できなかったことが最大の心残りだけど・・)。

たくさんの方と話したが、最も印象に残っているのは宇都宮さんの「トムさんのnormalizeFM聞きましたよ。すごくよかった。やっぱりね、積み重ねてきた人にはそれが滲み出てるんですよ。」という言葉だ。挨拶ラッシュのバタバタの中、酔いも手伝い、ほんの一瞬の会話でしかなかったが、たぶんそんなことを言ってくださっていたように記憶している(独自の解釈になっている可能性は大ありだ)。

私としては、目の前に来たボールを全力で打ち返す日々の連続であり、時に暗黒期に突入して色んな方にご迷惑をおかけしつつも今に至っているだけであり、自らのその位置と巷との距離感を測りかねていたというのが実状だ。まあ、結局どこまで来たのかは分かりはしないが、もはやアートやデザインの哲学者であり探究者である宇都宮さんに言われた「滲み出てる」という言葉は、ややニュアンスが異なるように思うが、ある種の「認められた」という感情を伴い、とても嬉しかったことを記憶している。それだけ、関心を持ち、見聞きし、認め、言葉をかける、という行為は他者に大きく影響を与えることをこのやりとりから学んだ。翻って、日々キャリア支援を行う中で同様の行為をしているわけなので、その行為の価値を理解した上で、言葉をかけていきたいと思っている。

また、iDIDさんのインタビュー記事や気になるサイトにも本当に楽しませてもらった。長らく現場にいて、クリエイターとしての活動をされてきたチームだからこその骨太さと濃密さ、そして愛があり、たぶんトムでは一生かけてもその境地にはたどり着けない。来年も一番のファンでい続けたいし、その文章一つ一つから多くを学びとりたいと思っている。今年もたくさんたくさん読ませていただきました。本当にありがとうございました。

Web業界の風物詩「2024年総まとめ」に参加した

S5-Styleのリニューアルをきっかけに公式キュレーターとして参加させていただいていたことがご縁で、トムにもお声がけをいただいてしまった。

これまで完全にいち読者として見ていただけに、正直驚きを隠せなかった。まあ、求められればなんでもやるスタンスではあるので、その価値発揮ポイントとしてはやはり「ポートフォリオ」だろうと見定め、ポートフォリオ縛りという制約を課して臨んだ。

ややカジュアルな文章も褒めポイントも、その縛りさえも、果たしてこれで良かったのか・・とは思っているが、まあ自分なりに考えた結果なわけなので、そこまで気にしなくてもいいのかもしれない。トップバッターとしてのちょこまかと動く役割は果たせられたんじゃないだろうか。

色んなnoteで言及してもらった

トムの活動の認知があがったのか、色んなnoteで取り上げていただいた。やはり昨年書いた「未経験から転職を成功させた!駆け出しデザイナーのめっちゃいいポートフォリオまとめ10」は未だに読み続けられており、その影響が大きいのだろう。さきほど久しぶりに覗いたらびっくりすることに私が観測しているポートフォリオ関連noteで最もスキをいただくnoteに育ってしまっていた。色んな場面で「読みました」とか「紹介している」という声をいただくが、思考を言葉としてしたためるという行為がこんなにも他者に影響を与え、自らに返ってくるとは思ってもみなかった。

他にもいくつかあった気がするがもうだいぶ意識が朦朧としてきているので、記憶に新しい数点のみの紹介にしたい。

こちらのmoneさんはキャリアをご支援させていただいた方だ。一瞬のすれ違いレベルではあったが大層な紹介をしていただいてしまっている。デザイナーの転職体験記としても非常に濃密で分かりやすいnoteになっているのでぜひ参考にされたし。

2024年にやりのこしたこと

という項目をつくったがやり残したことばっかりなので、2025年にやりたいことを2つだけ。

まず、ポートフォリオのアワードを自主開催してやろうと思っている。どういう形かはわからないし、GOOD PORTFOLIOと絡めるのかもわからないけど、私だからこそできるイベントだと思っているのでみんなを巻き込みまくっていいイベントにしたい。

あと、GOOD PORTFOLIO関連ではやっぱりジュニア向けを作ることだ。師走忘年会でムーちゃんに首根っこ掴まれて「あんなにプロばっかり載せてねえで、てめぇはジュニア向けをやらんかい!!!(意訳)」と叱られた。やや迷いもあった領域ではあるが、別建てにしたものを作り、ジュニアなデザイナーの道標となるような場所を作りたいと思っている。ムーちゃんありがとう。

あと、(他の人にとっては)ほんとにどうでもいいことだが、同い年のせきゆおう氏にはいいかげん会っておかないといけない気がしている(ボソ

今年一番好きなサイトはspicatoさん

もうね、愛だよ、愛。この世は愛で満ち溢れている。

今年も数多の素晴らしいサイトが爆誕したが、個人ベストは断トツでspicatoさんだった。業界の数多の方々があらゆる角度で称賛しているのでもう何も言うまい。BIG LOVEだ。

今年のnote5選、という項目も作ったがもう書く気力がほとんど残っていない

ということで、省エネでこのポストを紹介して終わりにする。

特によく読んだのは、コンセントの大﨑さん、タイミーの太田さん、Resilireの村田さんのnoteだ。特に好きな3つを以下ポストでコメント付きで紹介しているので興味あればぜひ。とくに営業領域で長らく仕事してきた私にとっては大﨑さんの営業への解釈がとても刺さった。

あと、noteの書き方では村田さんのこちらのnoteが本当に勉強になった。結論から話して、タイトルに意味を持たせる、は目からうろこだった。内容の論理展開も学びではあるが、エモ散らかす私の文章にはちょっと相性が良くないかもしれない。

あと、年末最後の最後に最も感動した文章に出会えた。そうだよ、人は、分かってほしいし、認めてもらいたいし、褒めてもらいたいんだ。それは力になるのだ、ということを改めて理解できた。

なんか宇都宮さんに感動させられっぱなしな1年だったが、それだけ心を震わせる言葉を持っている人ということなんだろう。それこそ日々の学びと思索が積み上がり「滲み出ている」人だ。

一方で、人には「分かって欲しい人に、分かってもらいたい」という欲求もあります。

「あの人」に、良いと言ってもらいたい。「あの人」に、褒めてもらいたい。せめて、少しでも「あの人」へ恥ずかしくないものでありたい。そのために、どうにか良いものを作っていきたい。

このような欲求は、特に何かを始めたまだ何者でもない初期であればあるほど、大きな開花に変わる力を持っています。承認欲求は、むしろ積極的に肯定したい、大きな力です。

だから、このような場、このような機会は軽視してはいけない。そう確信しているのです。

ということで年末に褒められてみた\( 'ω')/

こんな承認欲求の塊のようなド直球ポストをしたところ、年末のゆるりとまったりしている時期にもかかわらず、リプライ・DMと合わせて40名くらいの方から反応をいただいた。それはそれでなんとも俺得な自己肯定感爆上がりの即ブックマークなスレになったことは言うまでもないが、目的としては自己客観視と課題の抽出にある。

自分自身という存在をいかに多義的に、多面的に捉えるかの重要性は言わずもがなではあるし、褒め褒めは絶対に必要なミネラルのような栄養素であると認識しているものの、決してそれだけに甘んじてはいけない。

ということで、その褒め褒めを使わせていただきつつ、にんまりしながらも、来年の自分に向けた課題とその対策をChatGPTに手伝ってもらった。皆さんの印象と比較してどうだろうか。

「誰もが輝ける場を提供したい」なんて理念をもっていたっけな?と思いつつも、「全力疾走型」とか「人たらし」とか面白かった。このデータさえ客観的な自己理解の情報として扱う。
1.2.3.はまさしく直面している大きな課題。ガス欠を起こすこともしばしばあるので、適度な休息のためにカメラが機能してくれるのかもしれない。また、5.については、キャリアコンサルティング資格の取得以降、体系的に学んでいなかったので「何を、どう学ぶか」を検討していく。

もう書きたくないよパトラッシュ…🐕👼

トムはパトラッシュを呼び出しがち(絶対に伝わっていない人がいることくらいわかってる)。

結局、計10時間くらいかかり、2万字を超えてしまった。初動で大きく躓いたが、結局振り返りたいこと・書きたいことが盛りだくさんで途方もない場所に辿り着いてしまった。こんなの絶対に読まれない。読まれやしないに決まってる。

いつも「一体、何のために俺はこんなことをしているんだろう・・」と打ちひしがれることが多いが、たぶん、それはもう私の、性癖のようなものであり、染みついて離れない何かなんだろう。

びっくりするくらい雑多で一貫性のない活動に見えると思うが、その根底には「Web業界のために」「そこで働くすべてのクリエイターのために」がある。来年もそこだけは一切ぶらすことなく、愛してやまないアイスコーヒーや柴犬やデザインやイラストやカメラ、そしてポートフォリオに真正面から向き合っていきたいと思う。来年もがんばるんだぞ、自分。

去年以上に書いてしまったので、ここまでたどり着いたのは3人くらいしかいないと思うけど、そのうちの1人であろうあなたに向けて。

「今年も大変お世話になりました」

これにて2024年の振り返りはおしまいです。
皆さま、良いお年をお迎えください👋
(あと数時間しかないけど・・)

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