TOMO

通信の大学で心理学を学びながらロンドンでワーホリをしています 🏳️‍🌈→🇯🇵→🇫🇷→🇬🇧

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最近の記事

ロンドンのミシュランレストランに就職した話

YMSでロンドンに来て初めてフルタイムで働くことになったという話をnoteに書いた翌月、人生で初めて就職した会社が倒産した。 働き始めて3ヶ月、ようやく仕事にも慣れて同僚とも休日に飲みに行くほど仲良くなってきた頃だった。突然本社からミーティングに集まるように告げられ、従業員全員で朝10時レストランに集まった。誰も集まった理由がわからないまま話が始まり、今まで一度も会ったことのないレストランのオーナーとビジネスパートナーを名乗る人物から、レストランが倒産寸前であることを告げら

    • ロンドンでの生活

      日本を離れてあっという間に半年が経った。 自分と向き合う時間がないほど慌ただしく日々が過ぎていって、凍えるほど寒かったロンドンもようやく太陽が感じられるようになってきた。 ロンドンでの生活は間違いなく、今までの人生の中で一番楽しい時間だと言える。決して楽なことばかりではないけれど、この国の寛容さと人たちに助けられて生き延びている。 日本でアルバイトをしていたレストランの支店を紹介してもらって、人生で初めてフルタイムで働くことになった。入社説明会を終えても、自分がロンドンで

      • 生きるために働きたい

        生きるために働くか、働くために生きるのか 私がフランスにいた時、周りには明らかに前者が多かった。生きるために働く。日中は働いてきっかり定時に帰宅する。家が近ければ昼休みに帰宅して家族とランチをする人も珍しくはなかった。バカンスは最低でも1ヶ月とって家族と旅行に行ったり自分の時間を過ごす。こんな話は日本ではあまり聞いたことがない。  かくいう私も帰国して一年以上が経った今、働くということについて答えが出せないでいた。 日本の働き方 日本で働くと聞くと、毎朝満員電車で出勤

        ¥100
        • 何者でもない自分への不安

          人生の目標を失った。今までずっと目指してきた気持ちが突然ふっと消えてしまった。厳しいトレーニングと食事制限をして、一年間それだけを考えてて頑張ってきた。体をギリギリまで追い込んで体調を崩したこともあった。それでも今は極限まで挑戦しよう。そう思っていた。 きっかけは突然やってきた。一つのメッセージ、それが私に限界を知らせた。もうこれ以上やりたくない。そう思った。どんなに努力しても、どうにもならない問題だった。それでも諦めずにやり続けることもできた。でも私は離れたかった。自分が

          助けられて生きている

          アリストテレスは言った。 ひととして生きる以上、他者との関わり、社会の一部としての生活が必要不可欠であることが、古代ギリシャの時代からわかっていたのだ。 インターネットが普及して、直接人の助けを借りずにものが手に入るようになったこの時代、ひととの繋がりが感じづらくなっていると言える。 高校を卒業してからの私は、コロナ禍という未知の時間を過ごし、一人でパリに行き、帰国して日本から受験してフランスの大学に入って、わからないながらも自分なりに奔走してきたつもりだった。 再び日本

          助けられて生きている

          「TOMO旅行記」〜インド編〜

          今年の夏は本当に暑い。 こんなに日本が暑いなら、インドはさぞ暑いんだろうと思ってデリーの天気を調べると、最高気温と最低気温が東京と全く同じだった。 どうりでインド料理ばかり食べたくなるわけだとなぜか納得。 日本はこれからどうなってしまうんだろう、、 そんな心配は置いておいて、今回はインドの話。 この夏、外食と言えばほとんどインド料理を食べている私はインドが大好き。 初めてインドに行ったのは5歳の時で、鍼灸師の母の勉強についてインドとネパールに行った。デリーの空港に着いてす

          「TOMO旅行記」〜インド編〜

          ~Cafe Moonlight 🌖~ 10代LGBTQ+に向けたカフェづくりを始めました

          お久しぶりです 実は今年の初めに日本に帰ってきて、あっという間に8ヶ月が経ちました。 コロナ禍でビザの取得ができず、ビザなしでパリの大学に通っていましたが、色々な事情が重なってパリに残ることができなくなり、泣く泣く帰国しました。 日本に帰ってきてからの日々は、想像以上に厳しいものでした。今年の初めはまだまだ日本への入国が厳しく、帰国後一週間ホテルでの隔離生活。フランスの友達と別れて、帰ってきてからも誰にも会うことができない寂しさで本当に孤独でした。 隔離が終わってからも、

          ~Cafe Moonlight 🌖~ 10代LGBTQ+に向けたカフェづくりを始めました

          心の余裕と人との距離感

          こんにちは 金曜日は授業が午後からのオンラインなので、ゆっくり起きて丁寧に朝ごはんを作って、小さな幸せを噛み締めています。 パリに来てからの私は、小さな子供に戻ったように新しいことの連続で、手探りの毎日です。ひとつひとつ立ち止まって考えていたら追いつけないようなことばかりなので、最近は流れに任せて生きてみるのも楽しいかもしれないと思ったりしています。 初めての大学生活に新しい友達。パリに住む日本人との出会いは毎回刺激的で、人生の先輩たちからフランスで生きていくためのアド

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          大学生になりました

          お久しぶりです 一時帰国のはずが、10ヶ月も日本に滞在することになって、先月ようやくパリに帰ってきました。 日本にいる間に大学が決まって、先週から初めての大学生活が始まりました。フランス語での授業は想像以上に大変で、初日の授業のほとんどが聞き取れず、どうなることかと思いましたが、今週に入ると徐々に慣れてきて友達もでき、少しずつ学校生活が楽しくなってきました。 大学生がこんなに忙しいとは思ってもいませんでしたが、毎日毎日新しい言葉、プレゼンテーションの準備や課題に追われて

          大学生になりました

          一年が経ちました

          またまた日付が空いてしまいました。 文章を書き続けるって本当に難しい。 日々のことでいっぱいいっぱいの時は、自分の感じていることに焦点を当てることも少なくなってしまいます。定期的に文章を書こうと始めたnoteも、あまり更新することができないまま、気付けばもう一年が経っていました。 パリにいる間に書こうと思っていたことや、後で続きを書こうと思ってそのままにしていた書きかけの記事もいくつか見つかったので、少しずつ更新していけたら良いなと思っています。 この一年は私の中で大

          一年が経ちました

          芸術に触れるという感覚

          こんばんはtomoです。 近頃はコロナの影響で始まった自粛生活が、段々と私たちの日常の一部になってきていると感じることが多くなりました。テレビやSNSでも、積極的にリモート撮影やオンライン収録が行われ、人との距離を保つソーシャルディスタンスも今や常識的に意識されるようになりました。 緊急事態宣言が解除された今も、これらの生活様式は継続していく必要がありそうです。 今までとは全く違った働き方や生活スタイルが広がる中、新たに私が強く惹かれるようになったのが芸術というものでし

          芸術に触れるという感覚

          とりあえずやってみる。それが大事

          お久しぶりですtomoです こんなに久しくなるつもりはなかったのですが、例によって人生計画を立て直しているうちに気づけば4月も終わってしまいました。 そんな私が、5月を迎えて思うことは、何でもいいからとりあえずやってみることが大切だということです。 アフターコロナを見越して、何ができるか、何をするべきかと思い悩んでいたのですが、事態は思ったよりも深刻で、アフターコロナどころか、いつ家から出られるようになるのかも見通しがつきません。そんな状況であれこれ考えていても事態は一

          とりあえずやってみる。それが大事

          応援できる人になりたい

          先日、友人と話していて、人を応援することで自分も元気をもらえるという話になり、これが私にとってとても大きな発見だったので、今日はこのことについて書いてみようと思います。 頑張っている人を応援できる人、それはどんな人でしょうか。一方で、何か新しいことを始めた人や頑張っている人に対して、否定的な言葉をかけたりバカにしたりする人もいます。この二人の違いは何でしょうか。 あなたは前者と後者のどちらに当てはまりますか? 私は前者です。と言いたいところですが、残念ながら胸を張ってそ

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          人生計画の見直し。アフターコロナに待つ世界

          こんばんはtomoです。 緊急事態宣言が出されてから、2週間が経ちました。おうち時間にも慣れてきて、今までできていなかった読書をしたり、語学を勉強したりと楽しく時間が過ごせるようになってきました。 自宅待機も3週間目を迎えた今、私の中で思うことがあります。 この状況が終わったら、どんな生活が待っているんだろう? これまで、目の前のことに一生懸命で不安になったり、おうち時間を楽しく過ごす方法を考えたりしてきましたが、この状況が収まったときのことを深く考えたことはありませ

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          「TOMO旅行記」 〜イタリアミラノ編🇮🇹〜

          旅に出たい。 こんな時に言っても仕方ないことはわかっているのだけれど、無性に旅がしたい。 本格的にうちで過ごすようになってから2週間、おうち時間に慣れてくる反面、今までできていたことが懐かしく、恋しい。 せめてあの時の気分を思い出して、旅の気分に浸りたい。 ということで、「朋の旅行記🌏」を始めようと思います。 書きながら、読みながら、一緒に旅に出ませんか? Bon voyage! 16歳、初めての一人旅今回の旅先は、イタリア、ミラノ🍝 私が今最も戻りたいと思って

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          恐怖を分かち合う

          こんばんはtomoです 一週間前から始めた毎日ノートですが、昨日は新しい記事を書くことができませんでした。昨日は、いつものように夜になってから記事を書こうと思っていたのですが、その夜、想像していなかった話し合いが行われることになりました。 それは、皆が家にいるようになってから、初めてのコロナウイルスについての話し合いでした。 きっかけは、私の中にウイルスに対する恐怖が出てきたことでした。今まで、私の中でのコロナウイルスに対する恐怖は、あまり大きいものではありませんでした

          恐怖を分かち合う