三つ子パニックは、終息したと思います。
いろいろと子育てのアドバイスをしたがる姑に 私は「お義母さん、うちは子供達を可愛がる以前に 生活を回すので精一杯なんですよ。」、のんびりとした私のしつけや教育に痺れをきらし姑がチクリと言ってきた時は「お義母さん、私は4人だけ育てているわけじゃないの パパも含めて5人育てているの。パパを先に大人にさせたいのだけど 後がつっかえちゃって・・・。」なんて言ったこともあります。
姑はとても賢い方なのでしょう。私の失言に怒ったことはありません。しかし姑はとても社交的なので、イイネタにされたと思います。親戚・ご近所さん・グランドゴルフのお仲間さんが私の話しを聞いたと思います?「面白い嫁がいる」とイイネタにしてくれたなら私もそれで満足ですが(笑)。
今年はコロナパニックを体験しました。どうコロナを防いだらいいか分からず、不安になりました。その世の中の様子を見て私は、三つ子妊娠時・出産時に起こったことは『三つ子パニック』だったのだと理解したのです。
あの時は私と夫だけがパニックにあったのではなく、我々の周り全体がパニックの状態だったと気づきました。本当は私達家族に上手く関わりたかったのでしょうが、三つ子のいる我が家に上手く関われなかったと全てを『三つ子パニック』でくくることが出来るのです。
秋の4連休に(一泊ですが)子供達は祖父母の家に泊まりに行きました。今までにも子供達が泊まりに行くことはありましたが、預かってもらえる子供の人数は2人まででした。4人ソロって預かってもらえるのは初めてです。
舅が運転する車に子供達が乗りこみました。助手席に座っている姑が顔を出し「ゆっくりね。ゆっくりしてね。」と私に言い 車は去っていきました。私は聞きなれない言葉に「えっ?えっ?・・お願いします!」と言いました。「ゆっくりしてね。」に「ありがとうございます。」と冷静に答えることが出来ませんでした。
子供達4人がいなくなると、家はシーンと静かになりました。せっかくだからゆっくりしようとするのですが、「あー子供達、子供達、調子にのって好き放題をしていないかな?」「子供達、怒られていないかな?」と子供達の様子が頭に浮かび 落ち着きませんでした。「子供達も大きくなったから、大丈夫!」そう自分に言い聞かせても落ち着かず、ゆっくりするのを諦め私は調べものをして過ごしました。
翌日の正午に子供達は帰って来ました。私は真っ先に「(失態をおかして)怒られなかった?」と聞きましたが、「怒られなかったよ。」「全~然。」という返事が返ってきました。子供達も成長したわけですが、姑と舅も祖父母らしい態度で子供達を迎え そしてウンと子供達を甘やかせてくれたようです。
子供達の土産話しの中で、姑が子供達4人と一緒に寝たという話しが気になりました。姑はちゃんと眠れたのかな?
姑からのラインのメッセージにこんなことが書いてありました。”あまり子供に期待しないこと、ゆっくりと”。以前は、のんびりとした私の躾や教育に痺れをきらしていた姑でしたが・・・やっぱりあれはパニックだったんだろうなと感じました。
三つ子は、あと数ヶ月で10歳になります。三つ子じゃなかったら、姑はきっともっと早いうちに「ゆっくりね。ゆっくりしてね。」と私に声をかけてくれたんじゃないかと気づきました。
お義母さんに出会えて良かった、ありがとう。
三つ子パニックは終息したのです。週末は、私はお兄ちゃんの通う中学の体育祭を見に行きました。(コロナ対応で)参観できるのは家族1名だったので あとの4名は家で留守番をしました。私は何も言わずに家を出たけど、夫は三つ子の勉強を見たり昼食を作っていました。こっちもスッカリ4児のパパです。
現在『三つ子パニック&コロナパニック』の中で子育てを頑張っている方々がいると思いますが・・・・、そんな方達のお役に立てるnoteも書きたいと思っています。