声優さんの仕事に向かう姿勢が好き
どんなお仕事でも
その道を極めている人や
真剣に向き合って考えている人がいて
そういう人たちの考えを聴くのが好きです。
数年前から「声優」という職業のすごさを知り、
時々声優さんの働く姿勢や生き様を感じたくなって
ラジオや動画を聴いたりします。
声優さんが
流れていくアニメーションに声をあてると
物語ができて
感情が生まれて
それを見て心が躍ったり感動して涙を流したりする…
とても偉大なお仕事だなと思うのです。
そして、声優さんがひとつひとつの役を
どう理解して
どう表現しようとされているのかを知ると、
ますます奥深くて
「はぁ……なんとすごい…」
と感銘をうけてしまいます。
声ひとつ、
話し方ひとつ、
間合いひとつ、
息遣いひとつで、
表現してしまうことに
とても心惹かれます。
最近見た声優さんの動画で面白かったのが、
『鈴村健一の声優のかじり方』というチャンネルで、
津田健次郎さんと鈴村健一さんが対談されているもの。
Part❶〜❹まであるのですが、
どの回もとても面白かったです(*´꒳`*)
中でも感銘を受けたのがこちらの対談。
「個性をつけるためにはどうしたらいいですか?」という質問についてお二人が語っておられるのですが・・・。
声優として第一線で活躍される方々の
苦悩を感じるとともに、
自分の仕事とも通ずるものがあるなーと
思いました。
わたしは養護教諭なので
演技者でも表現者でもないのですが、
保健室では子どもたち(時には職員や保護者)の痛みやつらさと向き合うことが多いです。
しかし、
自分に余裕がなかったり未熟さが現れると、
ほんとうにお恥ずかしい話ですが、
全然寄り添えなくなります(笑)
腹が立ったり
かかわるのが嫌になったり
無関心になったりして、
しばらくしたあとで
「あ、いまダメなモードやった」
と自分で気付きます。
だいたいモヤモヤしたり
自分がつらくなってくるので、
そういう時はノートに書くようにするのですが、
正直あんまり見たくない自分の感情や思考と
向き合うことになります。
残念で醜くくていやーな自分を見つめるしかないので、その時はつらくてしんどいのですが、
それでもめげずに突き詰めて考えていると、
「なるほどそういうことか」と
ストンと納得できる域に達します。
そして
こうやって自分と対峙したことが、
子どもたち(時には大人たち)の痛みやつらさを
理解するための武器になるのを感じるのです。
すごく抽象的な表現でごめんなさい🥲
ものすごく簡単に言うと
自分の痛みや弱さ・つらさ・苦悩…に
向き合った分だけ、
相手に寄り添える気がしています。
(もちろんつらいことだけじゃなくて
嬉しいことや感動したことに向き合うことも
相手を理解することにつながっていきます)
そして
自分を知れば知るほど
誰かとかかわるのが楽になるのを感じます。
だから、
わたしは自分と向き合うことから
逃げてはいけないし、
逆をいえば、
誰かを支える糧になることがわかってるから、
向き合い続けることができるんだなーと思っています。
もちろん向き合う作業はつらいんですけどね(笑)
でも
活かせる時が来た時に
「まさかここで生きてくるとは!!」という
おもしろさと
「あの時 向き合っていてよかった〜」という
うれしさがやってきます^^✨
お2人が対談で話していたことも
こういうことなのかな、と
勝手に解釈しています🫣
*○・*♪
鈴村健一さんのチャンネルでは
「自意識との向き合い方」や「空気を読む」など
演技において大事なことなんだけど
演技を何にも知らないわたしのような人でも
面白いと感じる動画が
いろいろアップされています。
声優さんのお仕事の面白さ・深さを
垣間見れるので、
興味のある方はぜひごらんください♪