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1日いちアート 12(じゅうに) ~魅惑のびじゅチューン!~
最近ちらちらと見かけて気になっていた
びじゅチューンとはなんぞや?と調べて
早速その中毒性にやられる。
絵画やアート作品に妄想の音楽とアニメをつけてアートに触れさせてくれるNHKの番組。オンラインでも動画が見れるので知ってそうそう次々に見てしまった。
アート作品から想像して、アニメーション映像から作詞作曲、歌唱までしてしまう井上涼さん。
その想像力がめちゃめちゃ気になる。
( 井上涼さん twitter )
大好き太陽の塔やみんなが知る有名な絵画のアニメーションがたくさんあるのだけれど、今回見たのは
『樹下鳥獣図屏風事件』
イメージの元となった絵は、伊藤若冲「樹花鳥獣図屏風」
屏風に書かれた実在するものから空想上の鳥獣までが描かれる美しい絵なのだけれどその鳥獣たちのなんともいえない表情から事件の香りを感じて、事件仕立てのアニメーションが作られたんだとか。。。
その表情からここまでストーリーが作れる想像力たるや。。。
そして鳥たちが踊るところがとても好き。。。
江戸時代に書かれたものがこうして令和の時代に別のアートの形として
リクリエイトされる、というのかな
描いている人はそんなふうなこと、
イメージしていなかっただろうな。
アート作品を作り上げる人たちみんなに聞きたいと思うのが
それがどのように出来上がったのか、ということ。
ただただどうにもならない衝動にかられて浮かんできたものなのか
誰かに頼まれることでいくつかの点が線で繋がって出来上がったのか
どうにかこうにか絞り出して絞り出しての作品だったのか
他に私が想像できないようなシチュエーションがあったのか。。。
聞いてもほお〜と気の抜けた声が出るくらいかもしれないけれど
その人の中で何がどうなってそれが生まれたのかというプロセスを聞くのは
アートに触れる上で一番好きな部分かもしれない。
何を感じたか、脳の中でどういう思考がされていたのかって
外からは見えないし、
聞いて答えてもらったとしても
それが果たして本物かどうかっていうのは
本人しか知らないから
なんだかそこの隠された部分にとてつもないエロというか
そんなものを感じて触れたいなあと思ってしまうんですよねえ。
そんなこんなで気になる方のために
リンクを貼っておきますね。
おやすみなさい。
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