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産婦人科に勤務してない助産師のはなし
「えー助産師さんなのに、産婦人科勤務じゃないの?」ってよく言われる。
そう、助産師なのに産婦人科勤務してないんです。
私は自分を「看護師であり助産師」だと思って仕事しているけど、職場ではどうやら看護師としか見てもらえず、3年前から産婦人科から離れてしまった。きっかけは、管理職試験を受けたこと。
今まで内科病棟で勤務で、4月には手術室に部署異動とまたしても産婦人科には戻れずがっかり。全く違う分野で覚えることがたくさんあって、アラフィフの乾いた脳みそにはとても辛いのである。手術室だから帝王切開もやっている。助産師時代とは違う立場で関わることができるから学びも多い。ほかの診療科の手術もたくさん勉強できてとても面白い。手術室の人たちは、個性ゆたかで良い人ばかり。何もできない私を受け入れてくれて感謝しかない。
でも、何か違うんだよな…。今はいいんだけど、ずっとやる仕事じゃないなと思ってしまう。
主任として看護部の仕事もしていると、他部署の師長に気を遣ったりしないといけないから正直面倒くさい。よく分からないことで、叱られたり嘲笑されたりして、自分が「ダメな人」に思えてくる。
「こんなことしたかったんだっけ?」
毎日そう思いながら仕事をしているんだけど、もうすぐ50代になるのにそんなことしてていいのかな。
しばらく離れていると、きっと分娩介助もできなくなってしまうかもとか、古い人になってしまうんじゃないかとか、モヤモヤと考えてしまう。
いろいろ勉強会にでたりはしているけど、臨床で実践しないと分からないことも多いよなぁ。
やっぱり、私はこれから子育てするママとパパを支援したいし、赤ちゃんが元気に育つのを支援したいんだよな。
のんびりしていたら、あっという間に50歳になってしまう。
人生とっくに折り返してるけど、このまま定年まで病院勤務ってのは私にとってはハードモードに思える。
コレからの人生設計、もう一度考え直してみよう。
久しぶりの投稿、ただの自分語りになってしまった。
まぁ、いいか。
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