![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154112353/rectangle_large_type_2_94d70027119f9ee28d490cb50eb3f163.png?width=1200)
満員電車に揺られて#3
部屋の中は、静かだ。どこか物足りなさを感じながら、私はベッドに腰を下ろす。今日のパーティーも仕事の延長だった。笑顔を浮かべ、上司のつまらない話に相槌を打つ。帰宅してようやく、窮屈な服を脱ぎ捨てたとき、ふと電車に乗る自分を想像していた。そう、私は時折、電車の中での妄想にふけるのだ。それは、私のひそかな楽しみでもある。
今日はどの路線にしようか。私は頭の中で地図を広げる。いつもの通勤電車、都心へ向かう中央線。夕方のラッシュ、混雑した車内。新宿駅を過ぎたあたりから、さらに人が詰め寄せられてくる。私はその人混みの中、誰かと触れ合う、そんな光景が浮かぶ。
今日の服装は、白いブラウスにタイトな黒のスカート。胸元が少し開いたこのシャツは、上司受けも良さそうだが、今日はそれが誰かの目にどんな風に映るのかを考えている。化粧もほんのり濃いめにして、普段より少しだけ妖艶な自分を演じている。
電車に乗り込むと、まるで嵐の中に飛び込むように体が人の波に押し流される。押しつぶされるように、私は車内の奥へと運ばれていく。そこに、ふと背後に立つ男の存在に気がついた。年齢は40代後半、スーツにネクタイを締めているが、どこかだらしなく見える男だ。彼の視線が、私の背中から下半身にかけて重く感じる。
「くっ…」小さな吐息が漏れる。車窓に映る景色が流れるのを眺めながら、私は体が熱くなるのを感じ始める。男の手が、いつの間にか私のシャツのボタンに触れている。どうして? どうして私は抵抗しないのだろう。この狭い車内、誰も気づかない。誰もが自分のことで精一杯なのだ。彼の指先が、ブラウスのボタンを一つ一つ、慎重に外していく。
「…やめて…」口の中でそう呟くが、声にならない。男の手がブラウスの中へと入り、私の胸に触れる。私の胸の膨らみを覆う下着の上から、彼の手が滑り込む。柔らかく、しかし確かに強く。私の胸の先端に触れるその指先に、思わず息を飲んだ。
「っ…あぁ…」吐息が漏れる。車窓の外には、夕焼けが広がり、茜色の空が広がっている。中野の駅を過ぎ、さらに人が押し寄せてくるが、彼の手は止まらない。私のスカートの裾が徐々に持ち上がっていくのを感じる。彼の手は、私の太ももに触れ、さらにはスカートの中へと進んでいく。
「もう…ダメ…」声が震える。私の足は震え、膝がふわふわと軽くなったような感覚が広がる。パンティ越しに、彼の指が私の秘所に触れ始める。そこは、すでに熱を帯び、蜜液が染み出しているのが自分でもわかる。彼の指が、パンティの上から私の秘苑をゆっくりとなぞるたびに、体の奥から甘い感覚が込み上げてくる。
「あっ…あ…」喘ぎ声が漏れ始める。誰にも聞かれないように、私は必死に声を抑えようとするが、彼の手は容赦なく秘部を刺激し続ける。スカートの中で、彼の指がゆっくりとパンティの縁をなぞり、さらに奥へと進もうとしている。
外はすっかり暗くなり、車窓に映る私の顔が、ほんのりと紅潮しているのが見える。まるで鏡の中の自分が、私の行為を非難しているような気がして、ふと目を逸らす。しかし、男の手は止まらない。彼の指が、ついにパンティの中へと忍び込む瞬間、私の心臓は一気に跳ね上がった。
「やめて…お願い…もう…無理…」声が震え、体が熱くなる。
![](https://assets.st-note.com/img/1726174018-Pfh1FENdMeVkZOI76304oSiq.png?width=1200)
電車の揺れが、私たちを無言のまま揺さぶり続ける。外は完全に夜の帳が下り、車内の明かりが車窓にぼんやりと映り込む。私の意識は、どこか遠くへ引きずり込まれるような感覚にとらわれていた。混雑した車内の中で、彼の手は私のスカートの中を這い進んでいる。すでにパンティの縁を超え、その指先が秘苑に近づいているのがわかる。
「んっ…」思わず体が震える。彼の手が、やわらかく、しかし執拗に秘裂の周りをなぞる。その感触は、じわじわと私の体を熱くしていく。パンティの中に忍び込んだ指が、私の花唇を指でゆっくりと割り開く。そこに触れるたびに、私の体はびくびくと反応してしまう。
「…やめ…」と、心の中では叫んでいるのに、私の口は言葉を拒んでいた。自分の中で、何かがはじけそうになるのを抑えきれない。彼の指先が、ついに秘裂の中へと滑り込む。私の中のぬるりとした感触が、指を受け入れてしまった瞬間、甘い快感が体の奥から湧き上がってくる。
「あぁ…っ」声が漏れてしまう。指が私の中を、まるで奥深くまで探るように動き始める。車内のざわめきが、遠く感じられる。もう、私の頭の中はその指の動きに支配されていた。濡れた秘苑が彼の指を求めるように収縮し、ますます熱くなっていく。
彼の手の動きが一瞬止まると、次の瞬間、私の手が無意識に動いていた。彼の腰のあたりに手を伸ばし、スーツのズボンのチャックに触れる。自分でもなぜこんなことをしているのか、わからなくなってきていた。ただ、体が勝手に動いている。
「…開けてみろよ」低く、囁くような彼の声が耳元に届く。私の指は、スーツのファスナーをゆっくりと引き下ろし、彼の肉竿が姿を現すのを感じた。その瞬間、何とも言えない不思議な感覚が私の中を駆け巡る。指先が彼の肉棒に触れると、温かく、固い感触が私の手に伝わる。
「んっ…」私はその感触に、つい身を寄せるようにして、手のひらで彼の肉棒を包み込む。彼の体から伝わる熱が、私の体内に溶け込むようで、その瞬間、自分が何か大きな快感に飲み込まれそうになるのを感じた。
![](https://assets.st-note.com/img/1726174186-ZBDUY6AjI2Lf7Ne3GvXOqbEm.png?width=1200)
電車は静かに揺れている。混雑の中、私たちの世界だけが異質な空間に取り残されていたようだった。手の中に感じる彼の熱、そして私の奥底で蠢く熱が、まるで溶け合うように一体となっていくのを感じる。
彼の手が再び私の腰へと伸び、スカートをさらに引き上げた。もう逃げ場はない。私は膝を揃え、座り込むようにして彼の前に膝をついた。目の前には、私の手の中で脈動する彼の肉竿がそそり立っていた。
「ん…」私は躊躇いながらも、その先端にそっと唇を寄せた。彼の息が荒くなるのを感じる。舌先で彼の尖頂を軽くなぞると、微かな甘い塩味が広がった。唇を滑らせながら、その形状を確かめるようにゆっくりと口内に含んでいく。彼の突端が私の唇を押し広げ、喉の奥に軽く触れたとき、私は反射的に頭を少し引いた。
「もっと…深く…」彼の声が、さらに低くなり、荒い呼吸が私の耳に響く。私はもう一度深く吸い込み、今度は意識して彼の肉竿を喉の奥まで受け入れた。彼の手が私の頭を優しく押さえ、そのまま動きを止めさせる。しばらくの間、彼の熱が私の口内に充満していた。
「んっ、ん…」私は自らの呼吸を合わせながら、口内で彼の熱を転がすように動かし続けた。彼の反応が、さらに荒々しくなるのを感じると、私の体の奥底も次第に疼き、熱が高まっていく。
すると突然、彼の手が私を引き上げた。私は立ち上がり、再び背を向けるようにして車内の壁に押し付けられた。彼はすでにその準備を整えており、スカートを腰までたくし上げた私の体を、後ろから包み込むように覆っていた。
「もう…我慢できない…」彼の声が低く耳元に響くと、次の瞬間、彼の肉棒が私の秘苑に押し込まれていった。ずっと溜め込んでいた甘い熱が、彼の動きに合わせて一気に解放されるように広がっていく。私の体がその感触に応じるかのように、奥深くまで受け入れていく。
「あっ…あぁ…ん…」息が漏れるたび、体が震える。車内の揺れと彼の動きがシンクロし、私の体は彼に完全に支配されていた。秘苑の中で彼の肉棒が激しく動くたび、私の体は震え、息が乱れる。もう何も考えられない。ただ、その瞬間、彼の動きに身を委ねるしかなかった。
「くっ…もっと…強く…」私は無意識に呟いた。彼の手が私の腰をしっかりと掴み、そのまま激しく押し進めてくる。熱がどんどん高まっていき、私の中で何かがはじける瞬間が近づいているのがわかる。
「あぁ…もう…だめ…っ」全身が熱に包まれ、私はついにその頂点に達した。体の奥底から、甘美な快感が一気に溢れ出し、頭が真っ白になる。秘苑が彼の動きに合わせて収縮し、全ての感覚が彼との一体感に溶け込む。
そして、その瞬間、私はふと我に返った。目を開けると、部屋の天井が見えた。私は一人で、ベッドに横たわっていた。心臓の鼓動がまだ早く、呼吸も荒い。現実にも、私はその感覚の余韻に浸りながら、静かに息を整える。
「また…妄想しちゃったのか…」自分自身に苦笑しながら、ふと目を閉じると、いつの間にか眠りに落ちていた。
あとがき
楽しんでいただけたでしょうか?
最後まで読んでいただけたら、スキ、フォローをお願いします。
また、コメントいただければ、小説に反映できるかもしれません。ぜひお願いします🙇♂️