ヨーガって何?

ヨーガとは?

ヨーガという言葉の語源はサンスクリット語のYuj(ユジ)からきています。
牛や馬などを車に繋ぐ軛(くびき)のことで、何かと何かを結ぶ、繋がるなどの意味があります。

大きく3つの繋がりのことを意味していて、それは

●心と体
●人と人のコミュニティ
●自己と宇宙(自然との繋がり)

心と体をつなぐっていうのはわかりやすいですね。私も日々のプラクティスですごく感じます。

この自然界の活動は、2つのものの結合で調和を持って働いています。
私たちも対になった手や足、目、耳などを持っているし、自然も動物も雌雄があり、受粉や受精がある。光と闇、太陽と月、拡散と収縮など。この世界はヨーガ(結合)のパワーで創られ、そのバランスで維持されているんですね。

ヨガと言ったりヨーガと言ったり、何が違うの?と思う人もいるかと思いますが、
サンスクリット語とは古代のインドの言葉。言語の始まりだったという説もあるくらい、古〜いもの。
サンスクリット語では伸ばす言葉が多く、ヨーガもその一つ。だからサンスクリット語の正式な発音で言うと、『ヨーガ』ということになります。
どちらも同じことを指しているし、変わりはありません。
自分の好きな呼び方でいいのかと。
今日は私もサンスクリット語らしくヨーガと言ってみています^^

ヨーガが目指しているのは、心の活動の休止、幸せな美しい意識状態になること、悟りなど。

なんで心の活動を止めるの?と不思議に思う方もいるかもしれません。

それは、私たちの身体は心によって動かされているからなんです。

私たちは、『心』が誰かに会いたいと思うから会いにいくし、『心』が何かをしたいと思うから行動する。
感動は、感じて動くと書くように、身体の動きの前には心がありますよね。

緊張すると肩に力が入ったり、怖いと縮こまったりもする。

そして心の癖が心身の歪みを作ったり、苦しみを生むとされています。

心は一旦そこにエネルギーを注ぐと、自動的に心がその方向へ突き進んでしまい、エネルギーがそちらに移動してしまう性質があり、コントロールが難しいんです。怒りとかそうですよね?イライラしてくると、その感情がどんどん大きくなってムカつくー!!と怒りに飲み込まれたり。

愛、調和、喜びが拡大したら素晴らしいけど、感情ってそれだけではないですよね。悲しみ、嫉妬、不安、、、そこにエネルギーが注がれると心がその方向へとさらに動き出します。

そしてそれは潜在意識に影響されます。

そこでヨガでは呼吸法や瞑想で心を浄化したり、心の働きをストップさせて無心にしたりすることで、本来のわたし達の姿に戻っていこうと体系立てられたものなんです。

昔の人も、現代の人も何千年の時を経て、受け継がれてきた叡智を使って、同じようにして自分に向き合っているなんて、なんか壮大で感慨深いですよね💗

私たちはもともとは純粋で神聖な存在。でも、生まれてから今まで生きてきた中で、家族や社会、出会った人たち、その環境下でいろんな価値観や思考が構築されて、考え方の癖が出来たり、自分を守るために汚い部分を見せないように隠して隠して自分の価値観となった良い悪いのジャッジで悪いとされたものを閉じ込めてきたんだと思います。

アーサナは、分かりやすい体からアプローチしていきます。
心身の癖で歪んだ体を効率的に動かして、ポーズをとり、呼吸を深めることで、姿勢が正され、心身を健康に戻してくれる方法です。

ヨガはその自分の鎧、ヴェールを一枚づつ剥がしていって自分の本質に触れる。中心にいる純粋な自分を感じるものだな〜と感じています。
ヨガのプラクティスを通して、不必要な力み、湧いてくる思考、体の強張り、歪みなどに気づきそこに寄り添っていくと、本当の自分、ハートの奥にいる自分に気づきます。
そこに触れられると、とってもあったかく、優しい気持ちになったり、至福と安心感に包まれる感覚があります。

私はそこがヨガの醍醐味だと思っています!

自分と繋がり大きな愛に包まれている感覚。満たされている感覚。

そんなヨガでみーんなでハッピーになっていきたい💗💗💗


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