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【シルバークラス対策】アメリカ🇺🇸

国内のワイン消費量はアメリカが世界最大です🌎

アメリカのほとんどの州でワインが造られますが、カリフォルニア州が全体の80%を占めています(←試験頻出箇所です)。カリフォルニアワインは19世紀後半からのゴールド・ラッシュによる人口の急増で一気に需要が拡大し、1990年代にカリフォルニア大学デイヴィス校にワイン醸造科が設けられました。

なおカリフォルニアは冷たいカリフォルニア海流の影響で、海に近い地域ほど冷涼で、内陸に入るほど暑く、乾燥した気候になります。主なぶどう品種は白ぶどうはシャルドネ、黒ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨンピノノワールに続きジンファンデル(クロアチアの土着品種とされるが今ではカリフォルニアに定着)が多いです。

有名な「オーパス・ワン」の品種もカベルネ・ソーヴィニヨン。現地ではCAB(キャブ)と呼ばれとても愛されている様子が伝わりました。

ワイン法はA.V.Aが「政府認定の栽培地域」ということを覚えておきましょうね。(これも頻出です)最も有名な産地「ナパ」や「ソノマ」が属するのはノース・コーストA.V.A

2023年に現地を訪れた際の記事もよかったらご覧くださいhttps://note.com/tomomiode/n/n5fac16228748

なおカリフォルニアワインの国際的な知名度を高めたのは、後に「パリスの審判」と呼ばれたフランスとカリフォルニアの銘醸ワインの比較ブラインド・テイスティング。1976年です。(難しいですが、年号も覚えてくださいね)

カリフォルニアの他、主な産地としてはワシントン州(カリフォルニアに次ぐ2番目の栽培面積)、オレゴン州、ニューヨーク州があります。最近はオレゴンのピノノワールは高品質だと評判が高いようです。ニューヨーク州の産地ロング・アイランド、フィンガー・レイクスも押さえておきましょう。


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