64.日常の詩大募集!にて
小学5年生、私は掲示委員会に所属していました。ある時、全校生徒から「日常の詩」を大募集して、自分達で、良い作品を廊下に掲示しようということになりました。
一年生の詩を審査している男子がざわついていました。そして、私のところに来るとこう言いました。
「お前の弟の詩、すごいこと書いてある」
見ると、「おねえちゃんをやっつけるほうほう」という題で、お姉ちゃんがいつも意地悪だから、やっつけるいい方法を考えた。それは飛び蹴りだ!のようなことが書いてありました。
そしてイラストは、弟がピンク色のスカートの私に飛び蹴りしてる大胆すぎる絵でした。
学校では私のそんな一面は見せていなかったので、内弁慶がバレてしまい非常に恥ずかしい瞬間でした。いつも家に帰ると、弟にだけは大きな顔してたので^^。
結局インパクト大で弟は賞をとり、学校の廊下にデカデカと貼られてしまいました。恥ずかしかったけど、ネタになってちょっと楽しいおかしな気分だったのを覚えています。