【Tableau Tips】年ごとの散布図に推移の軌跡を付けよう
軌跡を付けようと言われるとなんだかロマンチック🌠な気がしませんか?
そんなロマンチックな話ではありません。
年ごとの散布図が横に並んでいてもどう変わっていったのかイマイチ分からないですよね、それを分かりやすくしましょうという話です。
年ごとの散布図、よく見かける気がする・・・!
年ごとの推移がなくても、散布図は結構作る・・・!
でもどうせ散布図があるなら、どう変わってきたかの履歴も見れたほうがいいよね、絶対いいよね。去年より良くなったのか悪くなったのか、見れたほうが役に立つ気がする・・・!
そんな時にはこうしましょう。
年ごとに移動していくマークの軌跡を表示する
この機能って
これは「ページ」機能を設定し、ページ機能の「履歴の表示」を設定した状態です。
年のスライダーを2014、2015、2016と進めていくことで、その年までの軌跡が表示されます。
それでは手順です。
列にある「年(オーダー日)」(無ければデータペインから直接持ってきても可)を「ページ」に入れます。
すると4年分あったはずの散布図が、紙を重ねたかのように一つになります。
ページ機能=本のページを重ねるようにグラフを重ねる機能です。
※個人の見解です。
この状態で年のスライダーを進めても、年ごとの散布図がそのまま表示されるだけです。ページをめくっただけの感じですね。
ですが本日は、履歴を軌跡として表示させたいのです。
そこで履歴の表示にチェックを入れ、▼を押してこんな設定にします。
完成!!!!!!!!
ちなみに、表示を末尾にせずにマークにすることも出来ます。
するとこう、去年までの散布図がうっすらと表示されて、まるで星屑のようですね。
流れ星でも星屑でも、お好きな方をお選びください。
もちろん「両方」を選ぶと、星屑をひっつけたままの軌跡が描けますよ!目的に合わせて素敵なお星さまを描きましょう。
ページ機能って何に使うの?
主に推移を見たい時に使うといいと思います。
人口の増減、売上の増減など、定点観測をしていくときに使いましょう。
特に前の年との比較がしづらい散布図などのグラフに使うと効果的です。
マップに使ってもいいですね。たとえば年ごとに地点(歴史的な建物など)が増えていく様子を表すことも出来ます。履歴を表示させておけば、地点が増えていく様子が分かるでしょう。
推移を重ねて動的に表す機能って、使い方によってはすごく効果的だと思いますので、ぜひ使ってみてください!
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