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過去のわたしは、わたしのスター

全く人物違うんじゃないの? そう思うくらい20代の自分と今のわたしは違う。多少なりとも紆余曲折はあったにせよ、こんなに変わるものかと我ながら驚く。

高校時代はヤンチャ娘の代名詞のようなもので、進学校に進んでも、勉強には身が入らず、部活も途中でやめ、高校3年の時は夜な夜なクラブに出入りし、とにかく遊んだ。

大学に入ってからも、入る端からお金を使い、古着からハイブランドまでお洒落に明け暮れた。

とにかく後先考えず、パッパラ、パッパラと金遣いの荒い人間だったのだ。また思いつけば、その勢いでどこにでも足を向けた。

しかし今のわたしは違う。歳を重ねて学びがあったと言えばそれまでだが、色んな新しいことに飛びつく勇気はないし、決まりきったルーティンを過ごす毎日に安堵感さえ覚えている。そして特定のお友達は別だが、大勢の人といるより、一人の時間を楽しんでいる。

面白すぎる、と評価されたユニークな性格は今じゃ面影もなく、友達にも一線を引くつまらない人間になってしまった。

昔に比べていい風に変わった、と逆に評してくれる人もいるけど、過去のわたしは今の自分にとって、なんていうか憧れの人。他人の目なんかそっちのけだった。

もうすぐ42歳。人生の折り返しだ。社会人だからもちろん強調性は大事。でも少しだけ羽目をはずすくらい可愛らしくて良いんじゃないか。

あの頃のわたしを取り戻す旅に出たい2021年。まずは古着で決めてみるかなー。









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