【産後指導士のお勉強をしています】
台風去った屋久島は日中おひさまギラギラ、
けれどお盆を迎えて朝晩はすぅっと涼しくて、
夏真っ盛りなのに秋の気配を感じてやまないここ数日。
暑さ寒さも彼岸まで、ですね。
古人が和歌を詠みたくなる瞬間ってこんなときだろうなぁな夕暮れ・・・しみじみ
うちの庭にも彼岸花が咲き始めました。
みなさんも健やかに、今日を過ごしていますか🌸
さて主題の件について。
久しぶりにしっかりがっつりお勉強をしています。
わたし自身が産後からだがしんどすぎてどうしようもなく、
いろんな知識をむさぼって試しても改善されなかったのに
心を整えて筋トレしてたら、ふっと手綱が自分に戻ってきた経験から
わたしは人生かけてこれをやろうと心に決めるものがうまれ
それをやるのにぴったりな「産後指導士」というお志事に出会いました。
学んでいくうちに、
息子がうまれてからのわたしは、とにかく
心と身体の体力がほしかったんだとわかりました。
そもそも産前も全然元気ない妊婦だったわたしは、
産後もずぅっと元気が戻ってこず、
3食作って洗濯するだけで必死で
週1散歩に行けたらいいほう
ちょっと気が乗っていつもよりちょっと多めにやりたいことをしたら
翌日は疲れで撃沈
産後うつには片足突っ込み
産後クライシスはがっつりで
自分の体も心も、完全に手綱がどこかへ行ってしまってて暴れ馬状態。
馬の首根っこにしがみつきながら、
割と何度も「死ねたら楽だなぁ・・・」と心底思うことがありました。
(息子の可愛さを毎日感じていても、
自分のメンタルがそれには比例しないこともあるんです)
隣の家に義両親が住んでいても、
自分の体調が整わないので迷惑をかけすぎている(と思っていた)ので自分からは頼れず
自分の親はコロナ禍はじまったばかりで帰省もしづらく
毎日元気爆発な息子氏(0~1歳頃)、
せっかくいろんなものに興味津々だからと遊ばせたくて
ちょっと頑張るとすぐ撃沈する自分。そして自己嫌悪笑
抜けられない悪循環・・・
とととにかく、元気がほしい、体力がほしいーーー!!!
と、もうどうしようもないくらい心身ともに落ち切っていたころに
虫垂炎(盲腸)を引き起こして入院。
(盲腸くらいの病気でほんとによかった笑)
退院してから、ふと思い立って(ここにも過程はあるけれどまた別の機会に)
ほんのちょっとでもいいから元気が出ますようにと、
祈るような気持ちで毎日、
息子が昼寝する2時間弱を筋トレとストレッチ(+休憩)に費やし
それから3ヵ月くらいたった頃のわたしは、
以前よりも身体と心がすこし軽くなっているのを感じます。
そして盲腸の手術から半年ちょっとを過ぎる頃には、
あれ、わたし家事もしながら息子連れて毎日遊ばせられている・・・!!!!!
と、過去の自分といまを比較して感動するところに到達していました。
ここまでが、原体験です。
そしてここからが、わたしのこれからのはじまりでした。
このあとわたしは、「産後指導士」というお仕事に出会い、
それを自分の仕事にすることを決めます。
これからわたしは、産後のお母さんたちに、
・産後の身体の状態
・抱っこや授乳で毎日重なっていく凝りを自分で軽減する方法
・荒れ狂う(笑)ホルモンバランスを整える方法
・まだゆるんでいる骨盤や関節等に負担をかけずに体力を回復させていく方法 など
これらを伝える場を作ります。
そして、産後の自分自身の心をケアする方法もお伝えします。
ここではいくつかの、(産後指導士とは別の資格で)わたしが提供できるセッションも用意したいと思っています。
また、産後は更年期の入り口。
更年期障害という、これまた自分がコントロール不能になるかもしれない時期を遠からず恐れていたわたしですが、
産後指導士を学ぶまでの過程で、更年期障害って(100%なくせるとは言い切れなくても)
予防・軽減できるかもなんだということを知りました。
更年期の時期は、お子さんがいたら、
そのお子さんの思春期や自立のタイミングと重なることが多いです。
ですが自分が更年期だったとしても、できるだけ広い心で過ごせるようにしたいところだと思います。
お母さんに余裕があることで子に対して余裕のある対応ができること、は
わたし自身がもっともっと若かったころに一番やりたかったことでもあるので
この世代の方にも、ぜひ力になりたいと思っています。
そしてここまでの時期で自分のケアの習慣化が叶うと、
高齢者になったときも「アクティブシニア」でい続けるための基礎ができます。
(要介護や寝たきりは、現代の日本人の暮らし方の中では、他人事ではないのです。
ただ基礎がなくても、気づいたそのときに始める、で全く遅くありません。
取り返しが付かないところまで行っていなければ。笑)
人生はひとつづき。
身体は資本。
いまわたしは、学ぶこと・実践することがとっても面白く、楽しいです。
自分がとっても苦労したことが、
これからの誰かの助けになれるように。引き続き、精進します。
今日はまずその決意表明までに・・・