昨日の、白菜ポットの種植え事情、姉イノキが、「あんた、出来るやら〜、オババさん待ち構えとるで、手伝っておやり!」の一言。
白菜の種植えポット、昨日、恥ずかしながら、人生初の経験。
まあ、米作をやっていた頃は、機械植えにして、苗床パーツ(専門用語知りません)で、殺菌した種籾と、父と母が渾身になって、配合して作った土を、種まき機というので、クリクリと、回転させて、一つできたら、所定の場所に置くぐらいの事は、手伝ってました。
野菜に関しては、ズブの素人なんで。花も、種から発芽させるより、苗か鉢を買ってきては、育てる人なんで・・・。
実家に帰ると、車庫のシャッターを開けて、個数の黒のビニールポットにはすでに、土が入っていた。
本当は、姉イノキにやらせるつもりでいた。ところが、姉は畑で、「まだこれだけ、ネギを植えなけれが・・・白菜の種まき、あんた、手伝ってよ!」と。
オババさん、朝食中。それから薬を飲んで、お顔の手入れをしてから。「虎に翼」もつけておけばいいのに、私に気を使い、「ええ?テレビ消さんでも・・」と、珍しく?聞く。
オババさん流ご機嫌とり。
私は、着替えたり、コーヒーを飲んだり、庭や竹藪の様子を見に行っていた。
足と腰、目も悪いから、仕方がない。全然歩けないという事はないが、誰でもそうだが、徐々に、歩いて移動するのにも時間がかかるし、転倒しないように慎重になるから、まあそういう事。
白菜の、種袋をハサミで切る。すると、ブルーの着色した仁丹より小粒の種が、ほんの少し。おお〜と。
オババさん、「1ポットに、3つぶ、入れば、十分。」
「素手でないと、撒けないよ」と。
私、用意されたポット前にしゃがみ込み、袋からゼリーのカラの容器に種をこぼさないように移し替えて、それを順番に、左から右へと、一粒一粒入れて行った。
これは、目が悪いと、できない作業だなあと。一通り入れると、また最初のポットに戻って、2つぶ目を左から右へと。3回転で、3個余り、3ポットは4粒。
(さすが、熟練者、大体の種数を熟知している。)
「私のいう通りに、上から、土を少しずつ被せていって・・」
「こんなもんでいい?」と聞きながら。
それが終わると、「丁寧に、ジョウロで、水をかけて」
「こんでいい?」と。「よしよし・・」
「じゃあ、あそこに、置いて!」と。所定の場所に置いて、「新聞紙を2枚上にかけて!」
「また、その上から、ジョウロで、水をやって!」
「やった・・」
「じゃあ、これを、(押さえに)置いて」と。
で、おしまい。
やりながら、「お米の種まきは大変やったわ・・」と。
それが、終わったら、「じゃあ、暑いだけやで、竹でも引くわ、折れたのがあったし、・・」
暑いけど、竹引きは、集中するんで、まだ草引きよりマシかと。
3本竹引き。どれも、前々から気になっていたものだけど、暑さにかまけて、放置していた。今は、乾燥しているので、竹内部に入りこんだ雨水も蒸発しているだろうと、多少は軽くなって、引くなら今だ。
放置が多くなると、本当の放置竹林になってしまうから。休み休みでした。
それにしても、白菜の芽が出るか心配。手を嫌うということもあるから。
だから、先に、白菜の種まきを終わらせた。
オババさん、「姉ちゃんに手伝ったから、駅まで車で送ってくれと、頼め、頼め」と。
でも、イノキも疲れているだろうし、自分も買い物したかったから、歩いて帰ることにした。
帰る時の挨拶は、「ありがとうございました!」と。
珍しく、オババさん、テレビのある茶の間から、「こっちこそ、ありがとう!!」と返してくれた。