「宿根草の庭(庭木)」 母の庭づくり #8 親父の思いは100本になるまで増やせ ナンテン
我実家には、ナンテンの木に囲まれている。死んだ親父が娘二人で、俺が死ねば、女ばかりになる。そんなことも慮ってか、ナンテンの木を植えたようである。
表庭には、100本になりますようにと、ナンテンの群落がある。
井戸のそばには、白ナンテン。花の色は、赤ナンテンと変わらないが、実が白いのである。
これは、珍しいからと、母が、やたら大事にして、触らせないようにしている。
母は、親父の思いを知ってこそ、ナンテンのお世話をして欲しいようだ。
だから、やたらめったら、昨年実のついたナンテンの木を剪定、間引きするにも、お小言が始まり、その思いを知っての上でだったら、許してくれるのか。
いやいや、あまり触らないようにしている。
草のつるや、ツタが絡まったものは、取り除き、シュロの芽出しには、注意して、それを見つけたら、引っこ抜く。
まだ、本数を数えたことがないけど、生垣、屋敷まわりのナンテンを含め、100本以上になるだろう。
いつもは、母の散歩の庭歩きで、気になるところは、へし折ってるので、その残骸集めに、ついてはまわっている。
ナンテンの花言葉は「私の愛は増すばかり」「良い家庭」「福をなす」。
(上のタイトル写真は、ヒイライギナンテンのお写真をお借りしました。)
白ナンテンは、 「深すぎる愛」「機知に富む」とか。
お赤飯のお裾分けには、ナンテンの葉っぱがついてくることも。葉っぱが、防腐剤の役割をしているとか言われるが、縁起物だからなのかなあ。
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