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サギをみた。

最初、実家通いをし始めたのは、確か、蕗の薹の出る季節でした。

オドオドしながら、一番最初に手に入れた、ノコ、「小手鞠り」花いけ用の小さな折り畳みノコを持って、。ナンテンの剪定をした。

そのころは、母もまだ元気で、蕗の薹の天ぷらを御座敷でいただいた。

徐々に、通い始めて、竹へと、。

通う道すがら、励ましてくれるのは、川に佇む、白いサギと、遠方に見える恵那山だった。

サギは、街でもみる

サギは、もしかしたら、夫なのかもしれない

いや、セキレイ?

サギを見るたび、出迎えてくれるかのような

帰るときには、見送ってくれるような

駅近くの川で、羽ばたくサギを見たときは、まさにそうだ

それから、祠に手を合わせるようになった


白いサギ




公園のハス池



公園の紅葉




公園の夕暮れ

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