サギをみた。
最初、実家通いをし始めたのは、確か、蕗の薹の出る季節でした。
オドオドしながら、一番最初に手に入れた、ノコ、「小手鞠り」花いけ用の小さな折り畳みノコを持って、。ナンテンの剪定をした。
そのころは、母もまだ元気で、蕗の薹の天ぷらを御座敷でいただいた。
*
徐々に、通い始めて、竹へと、。
通う道すがら、励ましてくれるのは、川に佇む、白いサギと、遠方に見える恵那山だった。
サギは、街でもみる
サギは、もしかしたら、夫なのかもしれない
いや、セキレイ?
サギを見るたび、出迎えてくれるかのような
帰るときには、見送ってくれるような
駅近くの川で、羽ばたくサギを見たときは、まさにそうだ
それから、祠に手を合わせるようになった
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