「ヨダレ」と「虫干し」のような話。それぞれの修学旅行(FMシアター「それは誠」)
母、おばばさんが、ある時、自分の修学旅行のことを話しはじめた。
行き先は、名古屋。時代も時代であるから、自由行動が認められていたような。
親類先が名古屋にあったらしい、おじさんか、おばさんかな。
そこに、頼んで、お泊まり。色々、田舎では食べられないものをご馳走してくれたとか。
おばばさん、「今でも、思い出すわ、ピーナッツが、こう寄せて水飴で固めたお菓子をおばさんが出してくれた。あれを食べた時、世の中にこんなに美味しいものがあるなんて、忘れられんわ。」(今は、入れ歯で、かたいものは、無理。だけど、この時、小さい長方形の短冊に包装されたそれらしきお菓子を出して・・)
「これみたいな感じ、「豆板」って、いうんかな?もう、私、かたくて食べられないから、イノキにやろうかな・・」
「おばばさん、じゃあ、国鉄の駅までは、歩いて山越えでしょう?」
「そうや・・」
「・・・・・・・・・」
(それは、母の実家は、車で行っても、すごい坂をウネウネと下り、帰るときは、上りがすごい。30分以上はかかる。)
私、「(高校時代)萩で、グループ行動になったけど、全然、観光地巡りなんかできなかったわ。
男の子なんか、学ランの裏刺繍が虎とか、一丁らいを揃えてくるわ。そいつが、防風林を抜けて、浜辺に行こうとした、ドブにハマって、その一丁らいがさ、ずぶ濡れ、靴もズブズブ。
で、水道水の出るところで、其奴の靴とか、学ランを洗濯しておったら、終わってしまったわ・・」
*
「それは誠」
吃音って、病院に入院した時、初めて知った。患者ミーティングで、看護師さんが、吃音の患者さんの投書を読み上げて、「私には、吃音があります、ヤ行と、○行がうまく言えません・・」と。でも、普通に会話していた。
主人公の、「誠」は、呟きをパソコンに打ち込んでいる様子がうまく表されていた。
書いておく→kaiteoku と、ラジオから。(ケイ・エー・アイ・・・)
「ヨダレの垂れ流し」って言葉が、面白い表現。
自分のnoteも「ヨダレの垂れ流し」かもと。
その前の番組で、懐かしのdeep purpleの楽曲。
これは、新曲らしい。
高1の時、3年生の先輩らが文化祭のステージで、その頃ちょー珍しかった、ドラムセット、キーボード、ベース、リードギター、アンプをどこその楽器屋さんでレンタルなんでしょうか?Deep Purple の、コピーを練習から、本場まで、興味津々で、恨めしやと、ヨダレをたらして、見ていたから。
Burn(「紫の炎」とかいっていたような)、ハイウエイ・スターとか、スモーク・オン・ザ・ウォーターなど。
「虫干しのような」という表現も、あたっているな。
今でも、あのリフが、無性に懐かしい。
「ヨダレ」と「虫干し」のような話になった。