![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134917645/rectangle_large_type_2_5251e0c125d9ff883c238b94e5a1806b.png?width=1200)
初めての、バイクツーリング。ジェットコースター並みに恐ろしかった。
いつものルーティンとして、FMシアターを拝聴してまして。
自分のバイクツーリング初体験を書いてみようと思った。
短大の頃です。
女子短大なので、近くの工学部の男子学生がやってきては、部活動の合同練習したり、教えられたりしてました。
当然ながら、合コン?もどきもありまして。
ある日、バイクツーリングに参加する羽目になりました。もちろん、グループで。
バイクの種類は知りませんが、あの時代、男子学生の車持ちは、ごく一部、ほとんど、バイク持ちが多かったようです。
うちは、厳しくて、男女関係とか交際とかは、全く疎く。
男子学生のバイクの後ろに乗せてもらって二人乗りなんて、滅相もありませんでした。
とにかく、後ろに乗せてもらうのは、とても恐怖でした。
よほど、信頼できる相手なら別でしょうが、たかだか、部活動の一貫で、男子学生の運転でバイクツーリング。一体、どこにつかまっていいのか、足の置き場所、皆目検討つかず。
先輩女子の様子を見て、「ええ〜、男子学生の腹に腕を巻きつけるの!!」
内心、「いやだ、いやだ」
でも、そうしないと、振り落とされて、怪我するし。
仕方がない。腹巻きでもするか、という感じでした。
行き先は、遊園地でした。
ジェットコースターの方が、安心して楽しめました。
お昼のお弁当の差し入れは、前日、寮の台所を借りて、お友達と、サンドイッチ作り。
でも、運転している男子学生の方が、責任を後ろに乗せてますから、もっと大変だったかもしれませんね、今から考えると。でも、その時、運転する男子学生に「命預けます」という意識が働き、そこから、変な壁が崩されていく感覚。
これが、「大人の階段のぼる」ということだったのでしょうね。
それ以後、バイクツーリングは、ありません。だが、2度目は、足がなくて、仕方なく、もっと小さいバイクに乗せてもらう羽目になりました。それは、30越えになってからだったんで。
風の気持ち良さとか、そのゆとりもなく、上り坂で、私が重くてエンストしたらどうしようかと。ヘルメットをかぶるのも慣れてなくて。
今から思えば、手持ちのバッグを、間に挟んで、腹巻きしてつかまれば、違和感なく、もっと楽しめたような気がしました。
顔に当たる風、体で体感する空気の流れ。何もかもが初めて。バイク野郎が憧れるのも、この年になって、なんとなく理解できる。
実際、バイクに乗っているひとに聞けば、「自分一人で乗るのはいいが、後ろに乗せてもらうのは、そりゃあ、恐ろしい」とさ。
FMシアターの感想。
「風がやむまでは」
ネタバレは、無くして。
あとで、チェックしてびっくりしましたが、認知症のおばあちゃん「しのぶおばあちゃん」役が宮崎美子さん。とても、想像できない声、演技力には、驚きました。
ネイティブな熊本弁の、「よか〜」の曖昧さが、YESなのか、NOなのかと白黒はっきりしないところがとても印象に残り、母、孫、祖母の交わり、優しさに溢れて、とても爽やかな作品でした。
いいなと思ったら応援しよう!
![只今休業。](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154229380/profile_af2673dbce9cfefde3bd15b9965486df.jpg?width=600&crop=1:1,smart)