エノケンさんの「ピーナッツベンダー」を聴いて、ネパールの豆売りを思い出す。
今も、あるかないかわかりませんが、季節になると、自転車でオレンジ売りのベンダー、ある季節は、自転車でピーナッツベンダーへと。
何ルピーで買ったか、記憶にありませんが20ぐらい持っていけば、円錐状にした新聞紙に、豆をいるときに茶褐色の土がついているのは、はてな?でしたが、一度は、ものは試しに買ってみました。
それが、日本産?中国産のものと比べると、細かいが細部まで、豆がぎっしり。
季節柄、寒暖差があって、木造住宅でないし、部屋の中で、食べると、寒くて、段々しけってくるのと、豆がら気になるし、手も茶褐色になるし、。
で、ネパールの人に聞いてみると、「バダーン」というそうである。
外で、日向ぼっこしながら、豆の筒を、広げて、人と会話するときに、殻を割り、すると、外では、直射日光が強く、湿気も飛び、時折吹いてくる、そよ風で、余分な豆ガラも、吹っ飛び・・。と。話してくれた。
「バダーン、ドバーン・・」と、奥様が冗談を交えて、教えてくださいました。
そんなことを思い出しました。
ネパールと、ラテン調の音楽と違うイメージですが、自転車のピーナッツベンダー懐かしいです。
どちらかといえば、カトマンズより、南寄りの農村地域から、自転車で、大きな籠をくくりつけて、ピーナッツの時は、お豆がこぼれないような容器(壺)をくくりつけて、量、金額により、スコップの大きさが違いましたね。オレンジにしろ、ピーナッツにしろ、量り売りでした。
今、現在。
仲 琴舞貴さんが立ち上げた、「サンチャイ」ピーナッツバターも無農薬で。
「サンチャイ」とは、挨拶で、「元気?」(「サンちゃいチェ?」「サンチャイチャァ」)薄々ネパール語だから、かなり怪しいが、その時の「サンチャイ」です。
自転車のピーナッツベンダーは、まだあると思います。だって、本当に、天然というか無農薬って感じで、美味しいのです。
了